私の考える「採用と配置」

ヒストリー
2018.08.16
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これまで数多くの意思決定をしてきた荻原。
今回は人事領域の「採用と配置」における意思決定で荻原自身が大事にしていることを伺いました。

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人事領域は会社にとってどんな位置づけですか。

「経営の中心」に置いています。我々の事業はサービス業ですから、人事領域は特に重要です。人材は会社の品質やブランドに大きな影響を与えます。故に、採用はもちろん、配置と育成、制度や文化など、全てに時間をかけて議論して決めています。

採用では、どんなことに気を付けているのでしょうか。

採用においては、マーケティング力が必要だと捉えています。
自社の理念や戦略に基づき、採用ターゲットを明確に定義する。そして自社の魅力をどう伝えるのか。そこで気をつけるポイントは、自分本位の伝えたいことではなく、候補者が知りたい情報をきちんと伝えること、すなわち顧客起点でのコミュニケーションが大事なのです。

具体的に、どんなターゲットに絞って採用をしているのでしょう。

前提として、志を共にした仲間と長く一緒に働きたい、と考えています。せっかく出会いがあって入社して一緒に働けるのであれば、一生一緒にやろうぜ、って心の中で思っています。だから「この人と一緒に働きたい」という直感を大切にしています。その上でいくつかの採用基準を設けました。

一つめは「理念共感」、「志望理由」です。地方や中小・ベンチャー企業の経営者を支援したいという想いが強くある社員は、知識の習得にも貪欲でお客様からも頼られます。支援したい企業に寄り添い、一生懸命になれる性格の持ち主を採用したいです。「ともに覚悟する。ともに挑む。」を体現できる人ですね。

二つめは「チャレンジ精神」をもっている人です。ベンチャー企業は「新領域に挑戦していく企業」と定義すれば、前例がなく、ロールモデルも存在しないことをやり続ける、ということを意味します。そのため様々な困難が起きることが予想できます。その困難に対して逃げずに向き合えるような、過去に何か必死に取り組んだ経験がある人を採用しています。

入社後、配置を決める際大切にしていることはありますか。

社員の能力開発を重視しています。そのため「ジョブローテーション」は積極的に取り組んでいます。

能力開発には「7・2・1の法則」があり、仕事上の経験が学びの7割を占めます。だから私は、様々な業務を経験し「ゼネラリスト」として積み重ねることを奨励しています。その業務の中から選択して「スペシャリスト」の道も選択できるようになるといいな、と考えています。社員の成長は、会社の成長の源泉です。ジョブローテーションは、会社も個人も良い結果、素敵な未来を生み出せると思います。

配置の考えを実現するための工夫はありますか。

特徴的なことでいうと、事業部のマネージャー陣が毎週行っている情報共有の場に、人事領域のトップが出席していることです。事業部が人事に相談しやすく、人事も事業部のことをよく理解できる、という仕組みです。配置は会社と個人の両方の成長を鑑みて決めるべきです。この絶妙なバランスは、事業側と人事側でお互いけん制して、議論を重ねて意思決定していくことが大切です。どちらかが強くなりすぎても、良い結果は出ません。このようなプロセスを面倒と思わず、何時間もかけて行っていくことが、組織開発や能力開発を実現し、社員との信頼関係にもつながると思っています。

「人材」への投資は、個人と会社の両方の成長のためにもさらに力を入れたい。これからも改善を重ね、やり続けていきます!

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