目標達成に向け、粘り強く壁を乗り越えていく。社員一人一人と目標を共有し、部門を超えた連携を。

その他
2019.05.29
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2019年3月26日の株主総会後、新たにソウルドアウト株式会社の取締役COOに就任した伊藤雄剛さんにお話を伺います。

▼インタビューの模様を動画でもご覧いただけます。
https://www.sold-out.co.jp/movie/20190524

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伊藤 雄剛(いとう ゆうごう)
取締役COO
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伊藤 雄剛(いとう ゆうごう)
1978年生まれ。グロービス経営大学院(MBA)修了。2006年に株式会社オプトに入社。2010年ソウルドアウトの立ち上げに参画。西日本営業部長を経て、2013年に株式会社サーチライフの取締役に就任。ヤフー株式会社との資本提携、株式会社電通デジタル・ホールディングスとのJVを設立。2016年に当社執行役員で営業管掌、2018年よりメディア・テクノロジー開発を管掌。2019年3月より現職。

中期経営計画実現に向けた三つの軸

―はじめに、伊藤さんの現在の業務内容について教えてください。
 
ソウルドアウトのCOOとして、中期経営計画の実現に向け、執行を担います。今回発表した中期経営計画のゴールは、今より更に地方、中小企業のお客様の力になれるサービスを提供し、3年後の営業利益を2倍にすること。現在、3つの軸に沿って計画を実現していきたいと考えています。

一つ目は、プラットフォーマーの皆さんとの連携強化です。去年から様々なプラットフォーマーさんと契約を進めてきており、これからは実行フェーズに入ります。特に今年は、地方、中小・ベンチャー企業のお客様の声をフィードバックすることに力を入れたいです。そうすることでニーズに即した商品開発ができますし、その商品によってお客様の課題もより解決しやすくなります。お客様を支援するより良いループを作っていきたいですね。 

二つ目は、現在の広告代理業に加え自社のプロダクトを開発することです。テクノロジー領域でサービスを展開するグループ会社のテクロコで行なっていた開発を、去年からソウルドアウトでも開始しました。これまではフィードやアドフラウド対策など、自社の広告運用業務の効率化のためのプロダクトがメインでしたが、今年からは自社だけでなくお客様の成果や収益の改善に向けたプロダクトを、積極的に開発していきたいと考えています。

三つ目は、自社の生産性の基盤を改善し、業務効率を上げることです。働き方改革を進めていく上で、業務を自動化するRPA(※)を取り入れて定型作業はロボットに任せるようにしたり、業務工程別に業務管理することで生産性を高めていきたいと思っています。

※RPA=Robotic Process Automation
間接業務を自動化するテクノロジー。ルールに沿って、単純に作業をこなすことが可能。

 

プラットフォーマーに中小・ベンチャー企業のファンになってほしい

―現在のお仕事を担当することになった経緯を教えてください。
 
私はソウルドアウトの親会社であるオプトに入社し、創業当時からソウルドアウトに参画しました。ずっと営業畑の人間だったのですが、昨年39歳にして初めて、営業とは異なるメディアやテクノロジーの領域の業務を執行役員として担当しました。

その経験は非常に学びが多く、メディアプラットフォーマーとwin-winな関係になれるような構造を模索したり、メディアプラットフォーマーの大きな資源を、どう活用すれば地方・中小のお客様に大きなインパクトを出せるかなどを考え抜いたりしました。広告代理業は、メディアを仕入れて、運用という付加価値をつけて販売する業務。営業側と仕入・運用側、両方を経験していることもあり、この度、事業執行の責任者であるCOOという役割をいただいたのかなと思っております。


 
―これまでの経験から、現在の業務を進めていく上でどのようなことを意識されていますか。

中小・ベンチャー企業のお客様とプラットフォーマーとの架け橋になることです。

プラットフォーマーは、経済合理性上どうしても大手企業の広告向けの営業活動・商品開発に力を入れることが多く、その感覚で中小・ベンチャー企業を担当すると上手くいかないことがあります。また、中小・ベンチャー企業の場合、成果が出るまでに時間がかかることが多いので、長期的な視点で考える必要もあるんです。

この点を理解して商品を開発してもらうために、中小・ベンチャー企業のお客様の声をプラットフォーマーに伝えると同時に、彼らには実際に現場を見ていただいてお客様のファンになっていただくことが重要だと考えています。自分の目で見て、その土地や、働く人達の想いを知っていただくと、「この会社の力になりたい」と自然と感じていただけることが多いんですよ。

 

ニッチな分野のトップをチーム一丸となって目指す

―営業からメディア・テクノロジー領域まで携わって来られた伊藤さんですが、ご自身の強みはどんなところだと感じていらっしゃいますか。

私は器用なタイプではないんですが、目標やミッションを設定した時に、それを実行する力が強みかなと思っています。達成するまで諦めず、考えて素早くアクションします。高い目標は、必ずと言っていいほど大きな壁にぶつかるので、その時は再度計画を練り直して、素早く再度アクションします。簡単に言うと「しつこさ」ですかね(笑)。

以前、ソウルドアウトのグループ会社でサーチライフでCOOを任せてもらった時も、目標を定めてそれをやり切る体験をしました。広告運用のオペレーション部分を代行するサービスを提供しており、私が就任した時は経営状態が悪化している状態でした。その中でどう立て直していくかを代表の山中さんと考え、まず「3年後に日本で一番、アカウント社数を持てる会社にしよう」という目標を設定しました。

私は、たとえニッチな領域でも、一つのことを突き詰めてトップになることが重要だと思っています。何かの領域で一番になると、名前が売れて、お客様から声がかかる回数が増えたり、協力会社やメディアから協業の打診が増えたりします。

目標を定めた後は、それを社員と徹底的に共有しました。目標って、半年に1回発表するだけ、という会社も多いですが、私は1か月で3回くらい声に出して言います。とにかくしつこい(笑)。でも、何度も何度も同じことを言うと、いつの間にか社員の意識に刷り込まれて、社員自身が「どうすれば目標を達成できるか?」と考えるようになっていきました。

また、社員全員が腹落ちした目標に向かって走りだすと、だんだんと社員同士で部門を超えて助け合う、いいサイクルが生まれました。サーチライフではデジタルマーケティング領域に特化した人材育成サービスも提供しており、普段は研修の講師をしている社員が、目標達成のために外部研修に行ったときに、営業して次の仕事をとってくるようになりました。すると、営業もそれに負けじと奮起する。そういった一人ひとりの意識の改善や、行動の変化の積み重ねで、3年目にはプラットフォーマーとの資本提携も実現し、業績が大きく成長しました。

自分個人としても、会社としても、非常に大きな目標だったので、達成するまでの道のりは決して楽ではありませんでした。今でもあの日々を思い出すとちょっと胃が痛みますが、おかげで私自身、揺るがない自信と強みを得ることができました。

 

経営計画と「お客様のために」という想いを擦り合わせて邁進する

―最後に、今後の展望を教えてください。
 
ソウルドアウトの中期経営計画の実現には、これまでの延長線上にないチャレンジが必要です。既存の広告代理サービスの強化と並行して、3年後の事業の柱になるサービスや基盤をいくつか立ち上げていき、2、3年後に結果が出せるようにしていきたいです。

また、より多くの地方、中小企業を支援していくための、土台作りをしっかりしていきたいですね。

地方には、私たちがまだ支援できていないお客様がたくさんいます。地方のお客様のインターネット広告への関心も高まってきていますし、我々も地方拠点の進出時のノウハウが仕組化でき始めたので、この3年で地方拠点数を増やしていきたいと思っています。

また、中小企業支援としては、より少額の予算のお客様の成果改善ができるよう、テクノロジーで効率的な支援ができるツールを開発するほか、お客様に広告に関する前提知識を増やしていただけるような教育の提供なども行いたいと思っています。

目標に向かっていく中で、壁にぶつかることもあると思います。何度も壁が現れると、「もうだめだ」と立ち止まりそうになることもあります。しかし、そこでどれだけ粘れるかが肝心だと思っています。現状を受け止めたうえで、常に「どうしたらできるのか?」と考え続ける。絶対に達成するんだという姿勢で、社員一丸となって一つひとつ乗り越えていきたいです。

 

Private talk

趣味は高校1年生からやっているスノーボード。大学の時はスキー場に住み込みでバイトして練習していました。あまり上手くはないのですが、ジャンプに挑んでいて、やりすぎて大怪我をして手術をしたことも。今は、小学3年生の息子と一緒にまったり滑りに行くのが楽しみです。昨年、娘も生まれて家も賑やかに。平日はお付き合いもあり、早く帰れる日がほとんどないのですが、妻がしっかり息子と娘を育てて家庭を守ってくれていて、本当にありがたいです。

伊藤

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