データフィード広告を武器に成果を拡大する。 全体を俯瞰し、真に売上に繋がる支援を。

プロフェッショナル
2019.11.11
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自分の仕事に誇りを持ち、専門性を追求する。「Professional」では、各領域の専門家に迫ります。今回は、データフィード広告※1のプロフェッショナル、ソウルドアウト株式会社ビジネスソリューション本部テクノロジーソリューション部 部長補佐の金重淳志さんにお話を伺います。

※1:データフィード広告:企業が扱う多種多様な商品の情報をデータに変換することで、ユーザーひとりひとりの検索・閲覧・購入履歴に合わせて、自動でクリエイティブに反映し配信できる広告。ユーザー単位の行動に合わせて広告配信できるので、ユーザーの目に止まりやすく費用対効果が良いことが特徴。
 

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金重 淳志(かねしげ あつし)
ビジネスソリューション本部テクノロジーソリューション部 部長補佐
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金重 淳志(かねしげ あつし)
山口県出身。2014年新卒入社。同年7月より大阪営業所に配属され、運用型広告のコンサルタントとして従事。2017年に東京に異動し、翌2018年よりアドテクノロジーに特化したチームにてデータフィード広告に従事。様々な業界・業種の企業様の売上・事業拡大を支援し、200社以上に携わる。2019年上期COO賞受賞。

リスティング以外の広告手法に挑戦する手助けを

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ー金重さんは現在どのようなお仕事をされていますか。

テクノロジーソリューション部で、データフィード広告を活用したお客様の売上げ改善に取り組んでいます。データフィード広告とは、お客様の商品情報を一覧化し、それを様々な媒体に適した形で配信する仕組みです。この仕組みによって、ユーザーごとの趣味嗜好に合わせた、商品単位のマーケティングを実現することが可能になります。
例えばあるECサイトを閲覧した際に、閲覧した商品やページなどの情報を広告配信先のデータフォーマットに自動的に変換することにより、ユーザーが一度見た商品の情報や関連商品を抽出して広告を配信することができます。

近年、Web広告業界全体でリスティングからデータフィードへ移行する流れが起こっていて、ソウルドアウトでも積極的に提案を進めさせていただいています。

データフィード広告には、通常のリスティング広告と違い運用中の手間が少なく済む半面、商品情報の一覧を作る必要があるので、運用開始に至るまでの工数が多いという特徴があります。データフィード広告をやりたくても何から手を付けて良いか分からないという企業様も多いので、導入前段階で躓いてしまわれないよう、導入環境を整えるところからご支援させていただいています。
 

リスティング広告以外の武器を手に入れる

ー入社したきっかけと、今の業務に携わるようになった背景を教えて下さい。

就活時は特にやりたいことが見つけられずにいました。そんな中参加した説明会で、ソウルドアウトを知り、「地方の中小・ベンチャー企業を支援する」という理念に惹かれ選考を受けました。はっきりとしたビジョンを抱いていたわけではありませんでしたが、ぼんやりと将来自分が生まれ育った山口県の支援ができればと考えていました。

入社1年目に大阪営業所のコンサルティング部に配属され、3年間広告運用を行いました。
大阪では、取引先の社長や役員の方々との距離が近く、自分の仕事がお客様の売上げを左右するのだという責任感が強く芽生えました。加えて、売上げを改善し、お客様が喜ぶ姿を間近で見ることができ、日々の業務への手ごたえを感じながら、やりがいを持って取り組めました。

その後、東京配属になり、広告予算が比較的大きいお客様を担当するようになりました。しかし、今までと同じようにやっているだけでは、成果に伸び悩むようになったのです。大阪の場合、まずデジタルを取り入れるという最初のハードルを超えていないお客様が多かったので、リスティング広告の一般的な施策を行えば、すぐに成果が売上げに反映されました。しかし東京の場合、すでにリスティング広告の施策を試し尽くされているお客様も多く、自分の武器のリスティング広告の運用だけではお客様の売上げには繋がらず、解約されるケースが増えてしまったんです。

今のスキルだけでは大阪のように結果を出すのは難しいと痛感しました。何か付加価値を出せなければ、お客様の売上には貢献できないと。そこで、できることの幅を広げようと決めたんです。営業力やSNSの知識をつけるという方法も考えましたが、お世話になった上司の助言もあって、可能性が大きいと感じたデータフィード領域を学ぶ選択をしました。

東京に来て1年後、異動希望を出しデータフィード広告のチームにジョインしました。そして、実績が実を結び2019年上期納会では、COO賞を受賞することもできました。その時にメンバーや上司が涙してくれたことが、とても嬉しかったです。

※2:COO賞:半期の業績(or戦略実現)へ最も貢献した人に贈られる賞。
 

ーなぜ実績を伸ばし続けられたのでしょうか?

ポイントとして2つあります。1つはデータフィード※3の頻繁な更新と検証です。
フィード広告は、保有している商品などのデータを、Googleやfacebookなどの広告配信先のフォーマットに変換して配信します。ただ、同じお客様だとしてもデータへの変換の仕方によって成果が大きく変わってくるのです。

その為、データフィードは一度作ったきりにするのではなく、その後の更新や検証していくことが重要です。しかしその考え方はまだ十分には浸透しておらず、そこまで細かな検証を実施できていないケースが多くありました。そこでその更新と検証を推進していくことで、成果の向上を図ることができました。

2つ目は、「タグ」※4に関する専門的な知識です。
データフィードではプログラミングの知識を前提とした、タグの実装が不可欠です。その知識が不十分であると実装に時間がかかり、成果が出るまでに時間がかかります。そもそも実施すること自体を断念してしまうケースもあります。

そこで私の所属するチームでは、元エンジニアの社員を中心に知識の共有を積極的に行って、常に知見を高めています。その結果、広告配信の準備から実際に広告を配信するまで、他社よりも約2倍の速さで進めることができており、それも成果を上げることができた要因の一つになっています。

※3 データフィード:ユーザーの閲覧や購入履歴のデータを広告配信先のデータ形式に変換し連携させる仕組み。
※4 タグ:閲覧履歴、購入履歴などの情報を測定するためにHTML等の言語で記述されるコード。

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全体を俯瞰し、ゴールを共有して併走する

ー仕事をする上で大事にされていることは何ですか。

お客様の売上げの全体感を把握して、それをもとにご提案することです。

自分達が任されているのはフィード広告の領域なので、お客様の事業全体から見ると部分的です。自分達が任せていただいている領域だけを見ていると、どうしてもズレが生じてしまいます。

例えばフィード広告でいくら購入数や申込数が増えたとしても、全体で利益が下がったのでは、お客様としては何も嬉しくないですよね。全体を把握したうえで、その中で何を重視するのか聞き、同じ視点を持って施策をご提案したり、行動したりするように心がけています。
 

ーそういった心がけで取り組まれる中で、印象的だった事例を教えて下さい。

鞄を取り扱うお客様との取り組みです。既にデータフィード広告を実施されていましたが、成果をさらに改善するために弊社にお声掛けをいただきました。
その際に、データフィードだけではない、全体を把握したうえでの提案を特に大切にしました。

具体的にはGoogle analytics※5を活用し、データフィード広告だけではなく、その他の全ての施策に対する効果を毎日リアルタイムで確認し、改善策を検討しました。
その結果わかったのが、フィード広告が直接の売上げにつながっていることだけでなく、アシストとなって他の広告の売上げにも寄与していること。

その事実をもとに施策全体のご予算の配分を見直して最適化することにより、結果過去最大の売上げにつなげることができました。
これはデータフィード広告だけではなく、他の広告の運用も経験があったからこそ全体感を把握でき、結果効果へと繋げられた施策だと思っています。

※5 Google analytics:Googleが提供するWebサイトのアクセス解析ツール 。
 

技術を身につけ、真に売上に繋がる支援を

―最後に、今後の展望を教えてください。

今後は、地方のお客様に対して対面でデータフィード広告のご提案をしていきたいです。

今は東京にいて数十社を担当しているので、地方のお客様となかなか対面する機会がありません。もっと事業を伸ばせるポテンシャルを持ったお客様がいらっしゃっても、積極的にアプローチしにくいのが現状です。地方に行って、直接お客様の声を聞きながら提案・運用する機会を多く作っていけたら理想ですね。

特に、より予算の小さいSMB領域のお客様に対して支援し、実際に売上を改善したいです。これは会社全体の理念でもあるので、加速度的に取り組んでいきたいです。予算の小さいお客様であるほど、Webマーケティングへの関心が薄く知識が少ない傾向にあるので、より支援が難しく、時間がかかると思います。しかし、そういうお客様のほうが圧倒的に多いんですよね。ソウルドアウトはその領域を開拓していく会社なので、使命感を持ってやっていかなければいけないと思っています。そんな思いをチームメンバーにも、文化として伝えていきたいですね。
 

Private Talk

最近の趣味は筋トレです。ジムに通う中、コンビニ弁当を食べるなら、食事から徹底的にやってみたらどうなるんだろうと思って。カロリーを計算して食事を制限し、本格的なウエイトトレーニングを1年間続けることにしたんです。ずっとバスケをしていましたが、ガリガリで自分に自信がありませんでした。でも筋トレをすると、自分がやったことによって体が大きくなるのがわかるし、成果が出ることが自信にも繋がるんですよね。チームも筋トレ好きばかりで、午後5時ごろになるとみんなプロテインを飲んでいます(笑)。
 

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パンくず