【セミナーレポート】「挫折を乗り越える」〜起業失敗後、2社上場へ〜代表取締役社長 荻原 猛のトークセッションが11/21に開催されました

2017.12.21

日本全国の中小・ベンチャー企業のWebマーケティングを支援するソウルドアウト株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:荻原猛、以下ソウルドアウト)は「挫折を乗り越える」~起業失敗後、2社上場へ〜代表取締役社長 荻原 猛のトークセッションを2017年11月21日(火)に開催いたしました。

■セミナー開催概要
日時 :2017年11月21日(火)19:30-22:00
会場 :渋谷「BOOK LAB TOKYO」http://booklabtokyo.com/
参加費 :軽食込み2500円(学生:2000円)

■主催
一日だけ、他の誰かの人生を “another life.” 運営事務局 / お問い合わせinfo@dotlife.co.jp

■プロフィール
モデレーター:新條 隼人氏(株式会社ドットライフ 代表取締役CEO)
スピーカー:荻原 猛 氏(ソウルドアウト株式会社 代表取締役社長)
起業を経験した後、株式会社オプトに入社。現在はソウルドアウト株式会社代表取締役社長として、中小・ベンチャー企業のWebマーケティング支援を行う。潜在能力を秘めた企業の機会損失をなくしたいという想いの下、幅広く事業を展開。
<another life.記事はこちらから https://an-life.jp/article/942
<当日のイベント詳細はこちらから http://anotherlife171121.peatix.com/

■当日のプログラム
①プレゼンテーション
②トークセッション
③ワークショップ(参加者同士でアウトプットを作るワークショップ)
④インタラクティブセッション(ゲストと参加者とのインタラクティブな質問会)

<①プレゼンテーション> 
荻原)僕は、中小企業の社長の息子で比較的幸せな家庭で育ったのですが、父親の会社の経営不振より生活の落差を経験。東京から田舎に引っ越しました。周りの大人の態度の変化や借金取りが来る生活を通して、いつか自分が父親のカタキを取りたいと思い始めました。大学の先輩から「起業」を提案され、それにジョインし、その時お金は全くないですが、すごく楽しくて。でも結局、経営力がなくて失敗しました。一言でその時を振り返ると、起業した瞬間ゴールをむかえていたような気がします。ただ、中小企業としてやっていて思った事は、信用力がない中で、いかにして売上をあげるのかということ。これが一番の重要課題でした。当時、90年代にインターネットでモノが売れる事を肌で感じていた。そこでモノを売る技術を身に着けようと考え、オプトに入社しました。入社時はお客様が中小・ベンチャー企業だったのですが、徐々にオプトが大きくなり始めると取引先も大企業になっていきました。大企業の皆さまとの仕事は勿論楽しいんですが、それよりも中小・ベンチャー企業の皆さんが「こんな事やりたいんだ、もっとこういうやり方があるのではないか」と想いを聞いたり、決断や実行のスピードも早さを実感したり、一緒に話をしている瞬間が自分にとっては凄く楽しかった。それで10年間Webマーケティングの最前線にいて考え始めたことは、過去の自分と同じ苦しみを抱える経営者の悩みを解決していきたい。中小・ベンチャー企業の支援をする事こそ僕が生まれてきた意味があるんじゃないか、とだんだん思い始めてきた。だから、中小・ベンチャー企業の皆様向けにインターネットを使って売上を上げられるサービス(ソウルドアウト社)を立ち上げました。他に同じようなサービス展開をしている会社も少ないですし、いつでも自分たちが先駆者として走っている自負はあります。



<②トークセッション> 
新條)挫折を乗り越えるというキーワードを深掘りしていきたいと思います。早速ですが、1回目の起業の背景とその結果について。学生起業ではなく、卒業して起業したのは何故ですか?

荻原)いつか起業したいと思っていた。大学時代に身につけるスキルは何かと考えた結果「営業力」をつけようと。スーツ1着買って、営業力を鍛える為に営業のアルバイトをやり始めました。いくつかやりましたが、単価が大きい、売るものが難しいという事で不動産業界に身をおくことを決めました。ただバイト先で出会った先輩から誘われて最初の会社にジョインしました。勿論社長になりたいとかはありましたが、それよりも目の前にそういうチャンスが到来して、「まず起業出来るとか」、「経営の立場を経験出来るとか」直感的にそっちいった方が良い!と判断したんだと思います。

新條)起業が楽しいポイントはどういうところですか?

荻原)このクライアントと一緒に仕事する為にはどうすればよいかを仲間と計画練っているとき。お腹がすいたら仲間と一緒に夜ご飯食べて、またオフィス戻っての繰り返し。その時間はとても幸せでした。一緒に頑張れる仲間と未来を一緒に作れる幸せさ。なんとも言えない高揚感でした。あとは、ファストフード店でビールを飲んで、2時間ほど居座ることもしばしあったので、お店にとっては嫌な客だったと思いますよ(笑)

新條)やる前の自信はありましたか?

荻原)もちろん根拠のない自信はありました(笑)大阪で起業したんですが、東京と大阪の違いに戸惑いました。信頼関係がないと受注出来ないと教えて貰った。損得ではなく、商売は信頼であるという原点を教えて頂きました。信頼を得るという意味では、店舗があるクライアント先には土日クライアントの仕事を無償で手伝いますし、商品を買って試したりしていました。

新條)資金繰りが回らなくなると、何が一番きつかったですか?

荻原)頼るところがなくなった事です。逃げる場所がないので、ずっと仕事してて、発注もらう意外なくて。ただガッツで乗り越えようと思っててもそんな甘くなかったです。

新條)なぜ東京に戻ることになったんですか?

荻原)別れている彼女に連絡して(笑)その温かい雰囲気に癒やされて、救われた気持ちになったんです。やり直そう、この環境を一回断ち切ろうと。だから彼女がきっかけでした。ちなみに、今の奥さんです。

――――  一同「おーぉ」 ―――――

新條)辞めるってどうやって言ったのですか?

荻原)そのままです。「俺やめます」って。抜ける時色々言われましたね「お前の気持ちはそんなもんか」と。

新條)もう一度、その場に戻るとしたら何をしますか?アクションやマインドは何を変えますか?

荻原)お客様の役に立ちたいと思っていなかった。売ることしか考えてない。それを変えないとダメですね。

このように1回目の起業失敗での葛藤の他に、株式会社オプトの鉢嶺社長との出会い、事業拡大の経験、そしてソウルドアウト創業の背景と想いなど、1時間にわたるトークセッションが行なわれました。

 

<③ワークショップ>
3人1組のグループを作り、以下のテーマを各自で考えて、チーム内でシェアしました。シェアタイムには、荻原自らグループに入り、参加者へフィードバックを行ったりしていました。
・今まで乗り越えた挫折体験
・そのとき何が支えになったのか
・上記要素を今後、自分のため他人のためにどう活用するか

             ▲ワークショップの模様1(各自テーマに関するワークを真剣に行う参加者たち)


  ▲ワークショップの模様2(チーム内でのシェアタイムには、荻原自らグループに入り、参加者へフィードバックを行う)

 

<④インタラクティブセッション>
ワークショップの後は、ゲストと参加者とのインタラクティブな質問会である「インタラクティブセッション」を行いました。約20分間、参加者からいただいた質問にお答えする中で、荻原の素顔が垣間見れる部分もありました。

ゲスト)社名の由来を教えて下さい。

荻原)元々、モノを売っていた会社で働いていたので、通販サイトの管理画面を見て「売り切れ」って字を見ると嬉しかったんです。ものが売れるとは、お金になるという事ですし。あとWebマーケの会社なので、ちゃんと御社の商品全部売り切りますよ、というマーケティングの技術を高めたいという思いを込めて付けました。それと僕たちは、下町ロケットの社長のような人たちがお客さんだから、そういう志(魂)を持ってやっていく集団として捉えていかないと組織は絶対うまくいかないと思っており「ソウル=魂」としました。あと、社長に直接会ってお話するという事は僕にとってはとても合理的な事なのです。現在営業所が21箇所あるんですが、靴底減らして、お客さんのところにいくことを大事にしているので「ソウル=靴底」という意味もあります。だからか、会社設立時に友人からもらったプレゼントも、靴底にまつわるプレゼントが多かったですね(笑)

ゲスト)社員への情報共有を心がけているとの事ですが、実際情報開示する事を躊躇したことはありますか?

荻原)特にないですね(笑)ほぼ毎日日報を書いて、毎週全社会議で喋る場を作っているのですが、情報開示が怖くて出来なかった事はないです。僕らのお客さんは経営者が多いので、彼らが悩んでいる時「うちの社長はこういう事を言ってやってましたよ」と自社のエピソードを話すだけでも役立つ事もあると思っている。やばいというよりプラスになる事を意識している。

ゲスト)今ワクワクしている事は何ですか?

荻原)クライアントさんとマーケティングの話は勿論するんですが、最近多い話は、採用と組織の作り方について。あと誰から資金調達をして次のステージに進むと良いのか。こういう事はなかなか相談出来ないだろうし、相手にしてくれる会社も人も少ないのが現実。なので彼らに対してサービスを作っていきたい。そういう事を解決出来るように、先駆者魂で、先に俺らがやりたいと思っている。あと、中小企業が中小企業たる由縁は、需要予測が上手くないからという側面もあって、需要以上にモノを作りすぎるとか、作らなすぎて機会損出を起こしたり。需要と供給がピタッと合えば利益は出ます。買い手を集めてからモノを作る、というサプライチェーンを生みだして提供するとか。そんなサービスを考えるのが楽しいです。Webマーケの分野は弊社の社員の皆さんが作ってくれているので、それ以外の事を考えられるようになったかな~。

ゲスト)常に創造出来ている原動力は何ですか?

荻原)役に立ちたいっていう気持ちですかね。仲間やお客さんの顔がちらつくんです(笑)。「俺が、俺が」っていう主語で生きているとつまらなくて、誰の役に立つかが自分のコアにあるからだと思います。

ゲスト)挫折した時、奥さまはどんな対応をされるんですか?

荻原)ほんと感謝しかないですね。ぶっちゃけ昔、僕はお金がなくて、テーブルも買えなくて、ダンボールの上にコンビニ弁当置いて食べている時を知っているので、「あの時に比べると幸せじゃん」と言ってくれる。だから彼女で立ち返る事があります。全然何もなかった時のことを知っているので。彼女が以前の僕を知っていることに支えられています。

ゲスト)経営で一番難しいのはどういうところですか?

荻原)計画通り全てが上手く行くことはないですよね~。仮説が崩れてからが腕の見せ所かな、と思います。起業する時、キング(自分のやりたい事をやるのか)とリッチ(お金持ちになりたいのか)に分かれるといわれています。僕はキングの方で、自分のやりたいことを信念貫いて、一貫してやっていこうというタイプ。そう考え、意思決定を積み重ねることが大切、と考えています。それにベンチャーの場合、外部環境がガラッと変わって、難しい局面は多々ありますよね。それに組織が成長したらしたらでグロウイングペインがあって。色々な局面で、思っている以上に異なる課題が次々に降りかかってくるので、そう簡単に計画通りにはいきませんよね。想定外の事が連続で起こる事が大変ですかね。経営したい、と強く思っている人でないと、続けられないかも知れませんね。

 

<交流会>
軽食をつまみながら、荻原に質問したり、参加者同士で連絡先を交換したり。年齢や業界も全く異なる参加者達が各自の悩みを話している風景が印象的でした。

      ▲交流会の様子

      ▲参加者全員で集合写真

全体で2時間半にわたるイベントでしたが、インタビュー形式の対談に加えて、ワークショップや交流会を交えたインタラクティブな内容で、登壇者・参加者同士が垣根を越えて語りあえており、とても素敵な会となりました!

■anotherlife社イベントレポートはこちら。
URL:https://an-life.jp/topics/199

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<お問い合わせ先>
ソウルドアウト株式会社
TEL:050-1749-8000 広報担当:畠中(はたなか)

パンくず

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