社員に大切にしてほしいこと (3)

ヒストリー
2018.07.11
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「レッテルを貼らない。」「正義の反対は正義。」「財産は戦友。」とは?社長大学では、成長速度の速いベンチャー企業で働くうえで大切にしてほしいこととして、荻原が社員に繰り返し伝えていることがあります。今回はその中から3つの言葉について伺いました。

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「レッテルを貼らない。」とは

昔持っていた情報を判断材料にして相手を見るのではなく、今目の前にある状態を0ベースで見て判断するべきだ、というメッセージです。

例えば、ある競合企業とコンペになったとして、一年前の情報をもとに戦いに臨んでも意味がありません。私たちが属しているインターネット業界は変化スピードが速く、そのスピードを捉え自らも対応して変化しています。日々情報は更新され、常にアップデートしておかないと、ビジネスの世界では負けてしまいます。

この言葉は、マネジメントにおいても大切です。成長速度の速いベンチャーの社員は、個の成長も速い。だから過去のイメージのままその人を捉えてしまうと、判断を間違えてしまいます。以前、人にレッテルを貼ってしまう癖があるマネージャーがいました。メンバーが部署異動をする際、成長する以前の姿で考え判断し、ミッションを付与しました。残念なことに、そのメンバーは「マネージャーは自分の実力を正しく見てくれていないのではないか」と思い、会社を辞めてしまいました。

会社も人も、レッテルを貼ってフィルターを通して相手を見るのではなく、今の姿を綺麗な目で見ることが大切だと思います。

「正義の反対は正義。」とは

組織は領域によってミッションが異なり、皆で協力し合って課題を解決していきます。しかし、役割が異なれば、意見が衝突することもあるでしょう。摩擦は組織として健全な状態なのですが、そうではなく「正義の反対は悪だ」「自分の考えと違う人は敵だ」と捉え、思考もアクションも停止してしまう人がいます。自分が考える「正義」の反対には、誰かが考える「正義」があります。どちらも悪ではなく、感情的になる必要はないのです。

今年4月の入社式で新卒向けにこの話をしました。その後のアンケートに「これまで自分の考えを理解してくれない人を攻撃してしまっていました。この言葉を聞いた瞬間、なんて自分は子供なのだと反省しました。」と、書いてくれていました。とても重要な気づきだと思います。自分とは置かれている立場や価値観が異なる人の意見を受け入れようとする姿勢が「多様性」を享受するということに繋がります。多様性は組織に対してイノベーションを生み出す、とも言われています。

「正義の反対は正義」という言葉を理解すると、相手の話を聞いてみようという気持ちになれる、不思議な言葉であり、組織において大切な言葉。大好きな言葉の一つです。

「財産は戦友。」とは

本気で意見してぶつかりあったメンバーは、将来においても深い絆を持つ仲間となり、かけがえのない財産になると思っています。

仕事をするうえで、一人でできることには限界があります。だから企業は組織で戦い、チームを重視します。個人戦よりもチーム戦で力を発揮できることが大切になります。そんな中では「のりしろ」意識を持つことが重要です。自分の仕事の範囲を決めて、それ以外に関わらないというのではなく、お互いがお互いの領域に少しだけ踏み込む。互いの強みを生かし、弱点を補い合うという「組織」のあるべき姿を最大限生かせるのです。

生み出すとき、成長するときっていうのはホント苦しい。しかし、その苦しみから決して逃げず、ともに挑み続けてきた仲間は紛れもなく「戦友」です。自分自身が壁にぶつかった時や困った時、損得関係なしに駆けつけてくれる。戦友は一生の「財産」だと思っています。

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