荻原が“No.2”にしたい人材の条件とは~前編~

ヒストリー
2019.07.29
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バリュー「8 SOULs」の中の「チームソウルドアウトで挑む。」が一番好きだという荻原。
荻原の目指すチームソウルドアウトを支える経営チームに欠かせないのが、リーダーとその右腕人材となる“No.2”の存在です。
荻原が“No.2”に求める条件とは何かを聞きました。

 

デジタルマーケティングの最新情報をお届け
マンスリージャーナル「SOUL of SoldOut」は、冊子のみのコンテンツも多数!

荻原さんがNo.2の人選でまず初めに考えるポイントを教えてください。

まず大前提、「経営はチームで行うべきである」という理論を頭に置いておく必要があります。そして、P.F.ドラッカーは著書の中で「組織(チーム)の目的は人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある」とチームの果たすべき役割を語っています。一人ひとりの能力が最大限発揮できる「チーム経営」を行なうことが大切なんです。

 

理想とする「チーム経営」を実現するために、No.2はリーダーにとってどのような存在がよいのでしょうか。

リーダーと正反対ぐらいであってもいいと思います。正反対というのは、能力や知識に関して欠けた部分や足りない部分を補完し合える存在のことです。

例えば、リーダーが構想力をもっていて、情熱的で磁石みたいに多くの人を引き寄せる力がある人だとします。しかし組織で戦っていくときには、その力だけでは構想を実現することはできません。何をすべきか戦略を整えるNo.2が必要だと思います。反対に、リーダーがかなり現実的で、各論が好きな人だとします。No.2には、今行なっている仕事がどのような社会的な意義をもっているのか翻訳できるタイプがいいと思います。

リーダーがどういう人かによって、No.2が持つべき要素は違ってくるんです。

 

ほかにもNo.2が持つべき要素はありますか。

はっきりと意見を言えることですね。No.2は、リーダーが重要な経営判断を行なう際の相談役です。このなかには二つのタイプがあって、一つは、リーダーの意志決定をもとに質問を重ねて輪郭を鮮明にしていき、決定事項のぶれをなくしていくやり方の人。もう一つは、リーダーの意思決定に対して批判的な視点をもってがつがつ提案していくやり方の人。

リーダーがどういうタイプかを見極めて、コミュニケーションのスタイルをつくっていくのがいいと思います。

 

そんなNo.2が、重要な役割を果たすのはどんなときでしょうか。

近々で迫っている重大な局面としては、10月の「消費税導入」ですね。日本経済において、世の中の消費行動が大きく変わるとき。消費税導入前の「駆け込み需要」にどう対応していくか、打ち手を準備していかなければなりません。リーダーがマクロの流れを読み、大きな潮目を捉えて商売に結び付ける。No.2はタイミングを見計らいながらアクションプランに落とす、というようにフォローをする。

リーダーとNo.2とがうまく組み合わさることで、外部環境の変化のスピードに対応した経営ができると考えています。

(後編は8月号に続きます。)

 

パンくず