荻原が“No.2”にしたい人材の条件とは~後編~

ヒストリー
2019.09.03
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バリュー「8 SOULs」の中の「チームソウルドアウトで挑む。」が一番好きだという荻原。
荻原の目指すチームソウルドアウトを支える経営チームに欠かせないのが、リーダーとその右腕人材となる“No.2”の存在です。
荻原が“No.2”に求める条件とは何かを聞きました。

前編は7月号に掲載
HPでもご覧になれます!
https://www.sold-out.co.jp/soulofsoldout/history/20190729

 

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理想のNo.2像として思い浮かべる人物はいますか。

司馬遼太郎の作品に登場する人物二人です。一人は、戦国時代から江戸時代前期にかけて活躍した武将、黒田官兵衛。もう一人は、幕末期の幕臣であり新撰組副長を務めた、土方歳三です。

 

二人はどのような人物だったのでしょうか。まず、黒田官兵衛について教えてください。

豊臣秀吉の軍師として知られる官兵衛は、凄まじく頭の切れる戦略家であり、優秀な実務家でした。官兵衛は参謀役として秀吉の考えていることを分かっていました。先回りもできるし、後ろにも回れる。勝つために知恵を絞り、とにかく最前線に立つ。たとえ捕らわれて幽閉されても主君を裏切らないで耐え忍んだ。そして「本能寺の変」で織田信長が討たれてしまったとき、官兵衛は秀吉に「天下統一の好機が訪れましたぞ」とささやきます。官兵衛は大局観を持って説明したつもりでしたが、ただタイミングが悪すぎた。結果「中国大返し」に繋がりましたが、知略がありすぎて秀吉に警戒されることになったんですよね。

 

土方歳三は、どのような人物だったのでしょうか。

新撰組局長の近藤勇の右腕として組織を支えた土方は、「鬼の副長」として最後まで幕府のため戦い抜いた武士でした。信念は「武士よりも武士らしく生き、新撰組を天下一の組織にして近藤勇の名を世間に轟かせること」。その信念に反することに情は一切挟まず、規律に反する者をすぐに殺したり切腹させたりしたようです。組織を大きくするというミッションに対してとにかく忠実だった土方のおかげで、新撰組はたった5年の活動期間であったにも関わらず、江戸時代の終わりに大きな影響を残しました。

No.2として活躍した二人に共通していることは何だとお考えでしょうか。

リーダーから託された仕事に対してとにかく忠実だったことだと思います。そして組織をよりよくスケールしていきたい、という純粋な想いがありますよね。そのためリーダーを立てるために自らが矢面に立つ。そして時には嫌われ役となり、組織のために厳しい意思決定をする。組織は前進していかないと存続できません。泥臭いことも多いけれど、それを乗り越えるこの二人の姿から、No.2として必要なことを学んだ気がします。

 

最後に、そんなNo.2をもつためにどんなリーダーであるべきだとお考えでしょうか。

「Don't manage, Lead.」ですかね。直訳すると「管理するな、導け」、手を加えると「マネージャーではなく、リーダーになれ」ということだと思っています。リーダーは文字通り、導く人。大きな構想を持ち、目指す場所を指し示し、牽引する人。その世界観には、ついていきたいと思えるワクワク感があり、理由があり、一貫性があると思います。一方、マネージャーは、その方向に向かうように組織を仕切って前進させる人。それぞれの役割を認識して、同じベクトルを持って取り組んでいけるといいチームになると思います。

 

パンくず