“業績向上”と“人材育成”の両方を成し遂げるマネージャーの5つの特徴~前編~

ヒストリー
2019.10.01
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企業の成長のために、経営チームや“No.2”といったトップマネジメント層がビジョンを描き戦略を立てる。その経営方針の下でマネジメントを行ない、実際に組織を動かしていくのが、本部長や部長といったミドルマネジメント層です。今回から前編と後編に分けて、CGO荻原が考える理想のマネージャーの特徴5つをお届けします。

※Chief Growth Officer:グループ全体の経営理念に基づく成長戦略を推進する役割を担う。新規事業の創出とグループ連携を強化することによる新たな成長の仕組み作りについて、最高責任者として職務を遂行する。
 

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―まず、マネージャーの役割をどのようにお考えですか。

あくまでも私の経験上での話にはなりますが、優秀なマネージャーは、会社の業績達成、部署の目標達成を成し遂げ、かつ部下の人材育成を成し遂げる、その両方を伸ばしていくことが出来る人なんだと思っています。業績に寄りすぎると、短期的な成果は上がるかもしれないけれど、チームの統率が取れずに退職者が増えてしまうことになりかねない。人軸に寄りすぎると、調和は取れるけれども、会社としての目標を達成できなくなってしまう。業績と育成のバランスを取りながら、二軸とも高い水準で成し遂げられる人が理想的です。
 

―それでは、業績達成と人材育成の両方を成し遂げるマネージャーの特徴を教えてください。

1つめは、オープン化を推奨し、自身の情報発信力が非常に強いことだと思います。自らが持つノウハウも自分の中だけに閉じこめてしまうのではなく、言語化したり書面化したりして積極的に共有する。大切なことは、しつこいくらい何回も繰り返す。情報発信の量と数を増やすことによって、部下が業務を理解しやすくなりますし、情報発信に時間を割いて、コミュニケーションをとり続けられるマネージャーは、メンバーとの信頼関係を築くことができます。どれぐらいの発信量が必要で目安なのかと言えば、例えば、部下に同じことばかり言うと、部下から「もう分かっていますよ!」と言われる。そのくらいがちょうどいい(笑)
 

―情報発信力を強め、部下と頻繁にコミュニケーションをとることが大切になってくるんですね。2つめの特徴を教えてください。

2つめは「リアルタイムフィードバック」を行なうマネージャーですかね。長いスパンで行なう人事評価とは別で、こまめに、“リアルタイム”に、鮮度の高い状態でフィードバックを行なっていると、部下はその場で修正することができ、気づきも多く成長が速いんです。また、その際、フィードバックの内容は具体的であること。言われてすぐに行動に移せるくらい細かく、それがどのような影響を及ぼすのかをセットで伝えることが大切ですね。例えば、「プレゼン時に『あの~』という言葉が必ず最初に出てくるので、その言葉の数が多すぎて気になってしまい、肝心の内容が頭に入ってこないんだよね。次回は意識して修正してみよう。」というようなフィードバックの中身で良いと思うんです。プレゼン終了後の鮮度の高いうちに言ってあげると、効果てきめんですよね。この細かい積み重ねが、とんでもない所へたどり着く唯一の道だと思うんです。
 

(後編は10月号に続きます。)

パンくず