業績向上と人材育成の両方を成し遂げるマネージャーの5つの特徴~後編~

ヒストリー
2019.10.31
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企業の成長のために、経営チームや“No.2”といったトップマネジメント層がビジョンを描き戦略を立てる。その経営方針の下でマネジメントを行ない、実際に組織を動かしていくのが、本部長や部長といったミドルマネジメント層です。今回は前編に続いて、CGO荻原が考える「理想のマネージャー」の特徴、後編をお届けします。

※Chief Growth Officer:グループ全体の経営理念に基づく成長戦略を推進する役割を担う。新規事業の創出とグループ連携を強化することによる新たな成長の仕組み作りについて、最高責任者として職務を遂行する。

前編は9月号に掲載
HPでもご覧になれます!
https://www.sold-out.co.jp/soulofsoldout/history/20191001

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―前編では、「オープン化を推奨し、情報発信力が強いこと」と「リアルタイムフィードバック」を行なうことの2つを伺いました。荻原さんの考える理想のマネージャーの特徴の3つめを教えてください。

3つめは、部下の目標とその達成に向けた緻密な計画を一緒に立てることができるマネージャーです。もちろん、その計画は行動レベルまで具体的に落とし込まれていることが大切です。計画を立てる段階から「自分で考えてみて」と投げやりにしてしまうと、個々のメンバーのベクトルがバラバラになってしまいます。それでは部下は育ちませんし、成果も出せません。計画作成にはマネージャー主導で、期待することも添えて、細かく計画を作成することが大切です。
 

―部下との対話を通じて、成長をサポートすることが求められているんですね。4つめの特徴を教えてください。

4つめは、「翻訳」がうまいことです。経営陣が語る理念や方針を、ミドルマネジメント層が自分の言葉で翻訳して部下に伝えます。会社が目指す方向性の中で、今、自分のチームがどの部分を担っているのか、自分の業務がどのような未来に繋がっていくのか。分かりやすくかみ砕いて説明すれば、部下に気づきを与えることができ、部下の成長スピードは速くなります。仕事の意義、組織の役割などが理解出来ると仕事に張り合いが生まれてきます。
 

―マネージャーは、会社の中で「翻訳家」の役割も果たしているんですね。5つめの特徴を教えてください。

5つめは、部下に自主的なコミットメントを引き出す力があることです。「その仕事は私がやりたいです!」なんていう状況になれば、当然ですが成果が上がりやすい。自主的なコミットメントは自分の内側から確信した答えなので、自分を突き動かす原動力になります。自主性が増し、発想力や思考力も高まります。仕事の意義やゴールした姿など伝えていけると、心の中から湧き出てくるコミットメントを引き出せるのかもしれませんね。

 

―部下の成長のためには、主体性を引き出すようなコミュニケーションが大切なんですね。最後に、業績向上と人材育成の両方を成し遂げるマネージャーに必要な資質はどんなことだとお考えでしょうか。

人に興味があることだと思っています。これまで挙げた5つの特徴すべて、部下との対話を繰り返さなければならないものですよね。また、プライベートの話やくだらない話をすることも含め、部下との普段からの会話が重要です。円滑なコミュニケーションは情報の流通スピードが速くなり、競争優位に繋がります。そのような前提を理解することがとっても重要と思います。これが仕事かどうか、という話ではなく、マネージャーとはそういう役割!と考えられる人が理想的ですね。
 

パンくず