会社が成長していく過程で「変えるべきこと」「変えてはいけないこと」

ヒストリー
2019.12.03
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創業以来、全国各地の中小・ベンチャー企業を支援するため拠点の拡大や子会社の設立など組織体制を大きく、強くしてきたソウルドアウト。今回は、会社の成長を牽引してきたCGO荻原が考える、企業が成長する上で「変えるべきこと」と「変えてはいけないこと」をお届けします。

※Chief Growth Officer:グループ全体の経営理念に基づく成長戦略を推進する役割を担う。新規事業の創出とグループ連携を強化することによる新たな成長の仕組み作りについて、最高責任者として職務を遂行する。

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―まず、企業が成長する上で変えていくべきことを教えてください。

基本的に企業経営における全てのことは定期的に見直し、変えていくべきだと思っています。テクノロジーの進化に伴い、世の中は徐々に変化していきます。お客様のニーズはもちろん、マーケティング手法など事業を取り巻く外部環境はどんどん変わっていきます。その変化に対応するためには必然的に企業側もあるべき姿や、提供できる価値を変化させなくてはなりません。そうでないとお客様の役に立てなくなります。

例えば私たちは、戦略や事業ドメインであっても、少なくとも2年スパンで議論して見直し、それに伴って提供するサービス、組織体制、採用要件などあらゆるものを変えてきました。

それと経営者は世の中全体の大きな流れを観察し、外部環境の変化を敏感に感じ取り、潮目を読みながら事業を進めていくことが大切だと思っています。流れるプールに逆らって泳いでも前に進みません。曲がり角の先に何があるのか?これを考え続け、見極めることが経営者の仕事の一つだと思っています。
 

―変われない企業も多い中、どうやって変化を進めたのですか?

まず大事なのは成長の前提は変化だということを発信し続けることです。変化とは進化であり、自分たちが成長する上で必要なことである、と。つまり変化への対応がお客様へ貢献できる道だということを伝えることです。変化は一時的にはストレスのかかるものですが、成し遂げた先にある姿を示し続け、その姿をイメージしてもらうことを重要視しました。
 

―逆に、変えてはいけないことは何ですか?

「あらゆることをやり尽くしたと言えるほどに、やりきること」です。ただし、見直すに値するほどアプローチをし尽くしたのかは検証すべきです。やりきる前に変えてしまうと、持っていた仮説が正しかったのか否かわからず、次に活かせないからです。
それとベンチャーである限り、 根付いているであろう挑戦文化ですかね。あとは学び続ける文化だと思います。このケイパビリティ(組織能力)は変えなくても良いかも知れません。

また、変える頻度やタイミングは重要です。経営者が思っているよりも現場の担当者にとっては変化によって引き起こされるストレスは大きいものです。これまでとは違った考え方へ急に切り替えるには、時間もエネルギーもかかります。そのことを正しく認識した上で変化に着手すべきです。
 

―変化を続けるためにはどうすればいいですか。

大前提として、リーダーが自ら変化を起こし続けることが大事です。それは、我々のような外部環境が日々変わっていく企業に限らず、規制やルールが変わりにくい業界も同じです。仮に長年同じやり方で結果が出せていたとしても、あらゆるものが大きく変化している時代において、これからもずっと変わらずにいられるかどうかは誰にもわかりません。
そうなった時に備え、「変化」を起こすための筋肉を鍛えておく必要があると思います。定期的にマイナーチェンジを繰り返すなど、組織に対し運動を起こすことが重要だと思います。一定の来たるターニングポイントを見逃さず、正しく迅速な判断ができるよう、変化が起こせる力を蓄えておくことはスピードが求められる時代において重要ではないでしょうか。
 

パンくず