成長し続けてほしいから、チャレンジの結果を咎めはしない。管理部門として、事業部が力を発揮できる舞台づくりを。

その他
2019.06.25
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2019年3月26日の株主総会後、新たにソウルドアウト株式会社の取締役CFOに就任した半田晴彦さんにお話を伺います。

▼インタビューの模様を動画でもご覧いただけます。
https://www.sold-out.co.jp/movie/20190620

 

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半田 晴彦(はんだ はるひこ)
取締役CFO
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半田 晴彦(はんだ はるひこ)
1972年生まれ。マイクロソフト株式会社でマーケティング等を担当した後、株式会社ユビキタスで取締役 管理本部長を務める。2013年にヤフー株式会社に入社し、グループコントローラーとしてメディア・広告事業領域の財務全般を統括。2018年5月より、執行役員として当社に参画し、経営統括本部を管掌。2019年3月より現職。

事業部が能力を発揮できる環境を

ー半田さんの現在の役割を教えてください。

ソウルドアウトグループのCFOとして、グループ全体の管理部門を統括しています。

管理部門は現在約20名。財務や人事のほか、ITシステム部門なども管掌しています。事業部の人達が能力を発揮しやすい基盤作りをするのが仕事です。実際にお客様の前に立つ事業部メンバーを演者とすると、フロントに立っている彼らがより良いパフォーマンスを発揮するための舞台装置を作るような役割ですね。

 

ー具体的にはどのようなことに取り組まれていますか。

現在注力しているのは、経営上の数字を見える化していくことです。2018年5月にソウルドアウトに参画してからの半年間で一番注力してきた部分でもあり、改良し続けていきたい部分でもありますね。

ある程度ビジネスを継続してやっていると、みんな自分の経験や勘に頼ろうとする場面が増えるんです。しかし、大したことないと思い込み、放っておくと後々取り返しがつかなくなることもある。人間が健康診断を受けるように、会社が日々どのようなコンディションにあるのか、数字を見てチェックしていくことが重要なんです。

そうすることで客観的事実に基づいて事業を進めることができるので、大きく間違うことなく良い方向に舵を取っていけると考えています。

 

中小企業に対する熱い想いが胸に刺さった

ー半田さんがこれまでやられてきたことと、現在の領域で活躍されるようになるまでの背景を教えてください。

私はもともと弁護士になろうと法学部を卒業し、司法試験合格を目指しながら大手IT企業でアルバイトをしていました。ですが、なかなか試験に受からず、もともとパソコンやITも好きだったことから、弁護士にはならずにアルバイト先にそのままSEとして入社しました。

その会社では、エンジニア職だけでなくマーケティング職も経験することができました。中でも長く携わっていたのは、シアトルにある本社との中継役です。世界的にも注目度が高い日本の最先端技術と市場の動きを伝える役割を果たしていました。

その後、知人から誘いを受けて、エンジニア仲間が立ち上げたソフトウェア開発のベンチャーへ転職。面白そうだと思ったんですよね。はじめは前職の流れでマーケティングや営業をしていましたが、法学部にいたことから経営企画や法務周りの仕事も頼まれるように。だんだんと業務領域が広がり、最終的にバックオフィス全体の管理本部長を務めました。

40歳になり、キャリアチェンジを考えてソフトウェアの会社を退社。次の仕事は決めていませんでしたが、教える立場になって若い人たちと仕事をしたいという思いはありました。なんとなく、急速に進化するインターネット業界が面白そうだと感じていましたね。

その時にたまたまヤフー株式会社にいた大学時代の先輩が声をかけてくれ入社し、メディアや広告事業全体の財務管理責任者を務めました。それまでは中小企業で幅広くバックヤード業務を行っていましたが、大企業に移り、ファイナンスだけを掘り下げた仕事ができたのがとても面白かったですね。

 

ーそこからソウルドアウトへの参画を決めた理由は何ですか。

会長の荻原が語った、心の底からの想いに打たれたのがきっかけです。

私はヤフーでのファイナンス業務を、当時広告部門のトップだった荒波とコンビを組んで行なっていました。その荒波がソウルドアウトのCOOに就任するという話を聞き、興味をもったんです。

その後、一緒に飲む機会を設けてもらうことに。その時はどちらかというと興味本位な気持ちでしたが、荻原と話をして考えが変わりました。

地方、中小・ベンチャー企業に対する想いがとにかく熱かったんです。実は自分も、小さい時に実家の卸問屋が廃業してしまった経験があり、中小企業の大変さは身をもって知っていました。管理体制強化のために経営統括本部を見てほしいと言われ、その位置なら今までの自分の経験が十二分に生かせると思い、ソウルドアウトへの参画を決めました。

荻原と実家がとても近いことも分かり、不思議なご縁を感じたのも理由の一つでしたね。人の縁で繋がってここまできたので、今回もご縁を大切にしようと思いました。

 

管理部門も発展とチャレンジが大切

ーお仕事をする上で、半田さんが大切にしていることを教えてください。

基本的には楽しく仕事ができるのが一番だと思っています。一日の中でも相当の時間を会社で過ごしていますから、嫌々やるより仕事をしながらスキルを身につけたり、何かを成し遂げられたりする方が達成感があって良い。それに、追い込まれて仕事をするより、自由な発想で自主的にする方が結果的に良いものを作り出せると思っています。もちろん、自分だけじゃなく皆がそういう状況で仕事ができるのが良いですよね。

そのために心がけているのは、「チャレンジした結果失敗しても、それを咎められるような環境にはしない」ということ。失敗しても、減点を付けて評価を下げることは決してしません。チャレンジする精神を重視しています。

管理部門は特に、業務の中でチャレンジするのが難しいんです。新しいことをするよりも、既存のやり方にしたがって失敗しない方が褒められがち。しかし、せっかく経験を積んでもそのままだと何も発展していきません。失敗を恐れずチャレンジして、今よりもう一つ上を目指していってもらいたいということは、皆にも積極的に伝えています。

また、もし何かまずい事態が起きた時でも相談しやすいよう、普段からコミュニケーションを取るのも大切だと思っています。上司に言いにくいからとトラブルに自分だけで対処しようとすると、より事態が悪化することも多い。そんな状況になるのは避けたいんですよね。「もしかしたらトラブルになるかも」という時点で話してもらえることが重要なんです。

周りの人がCFOの自分の所へ来る時は、8割方何かのトラブルです。そんな時にも「あの人なら頭ごなしに怒らないから話せる」と思ってもらえるようにしたい。そのために、例えば服装をカジュアルにしたり、話しやすい雰囲気を作ったりするように気をつけていますね。

 

事業ステージに応じた管理体制の支援を

ーCFOの視点から見た今後のビジョンを教えてください。

自分が参画して半年ほど経ち感じているのが、やはり企業が成長するにつれ管理体制の強化が必要だということです。

ソウルドアウトグループは2017年に東証マザーズ上場を果たし、2019年3月に東証一部に市場変更しました。今後の中期計画では、3年間で営業利益2倍というさらにチャレンジングな目標も立てています。会社の規模が拡大すると、どうしても事業が先に伸びて、管理体制の整備が後付けになりがちです。しかし、利益達成のためには会社の内部も同時に成長していく必要があるんです。

今後注力すべきなのは、人事施策だと考えています。組織拡大と共にメンバーが増えていく中で、教育体制やオフィス環境をしっかり整えたいですね。特に新卒入社の人たちは、それぞれが熱い想いを持って入ってくれています。その想いを大切に、個々が掲げる目標と会社の目指すものとの方向性を揃え、両方が共鳴して力を発揮できる体制を作りたいです。

気をつけなければいけないのは、管理側のエゴで不必要なブレーキを踏んでしまうことですね。事業側に対してのブレーキも時には必要ですが、「前例がないからできない」という頭ごなしの否定は無くしていきたいです。管理側の論理だけで進めず、事業側と対話しながら管理部門をより強化していきます。

今後も舞台装置を作る側に徹し、事業部の面々が舞台で伸び伸びと動くことができるよう後方から支援したいですね。そして、経営者に寄り添いお金や人の管理をする、いわば「番頭さん」のような役割を担えればと考えています。お客様やパートナー企業のCFOの皆さんともお話する機会をつくり、お互い切磋琢磨していきたいですね。

 

Private Talk

趣味はカメラです。子どもが生まれたのをきっかけに、15年ほど前から始めました。子どもの写真は山ほど撮りましたね。よく結婚式のカメラマンもやっていました。今も、休日に四季折々の景色を撮りに行ったり、時にはモデルの撮影をしたりすることもあります。でもモデルの撮影は、レンズ越しに目が合うと照れてしまってダメですね(笑)。恥ずかしくなって目をそらしてしまう自分がいます。他には、ジャズも好き。ジャズピアニストの上原ひろみの東京でのコンサートには、ほとんど欠かさず行っています。

 

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半田

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