「稼ぐ力」を日本全国の企業・店舗に届けるために。サービスによる自動化で、安価で簡単・効果的なデジタルマーケティングを実現。

プロフェッショナル
2019.12.05
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自分の仕事に誇りを持ち、専門性を追求する。「Professional」では、各領域の専門家に迫ります。今回は、SO Technologies株式会社の代表取締役であり、少額予算顧客に対するマーケティング支援のプロフェッショナルである山家秀一さんにお話を伺います。

▼SO Technologiesの事業内容や立ち上げの思いについて、詳しくはこちらをご覧ください
https://www.sold-out.co.jp/soulofsoldout/history/20190701
 

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山家 秀一(やんべ しゅういち)
SO Technologies株式会社 代表取締役
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山家 秀一(やんべ しゅういち)
1980年生まれ。グロービス経営大学院(MBA)修了。2005年に株式会社オプトに入社。コンテンツ・アフィリエイト部長、BPR部長を経て、ソウルドアウト株式会社設立時に取締役として参画。2019年7月より、ソウルドアウト株式会社取締役 兼 SO Technologies株式会社代表取締役に就任。

中小・ベンチャー企業に最適なサービスの導入をサポート

ー山家さんの現在のお仕事について聞かせてください。

SO Technologies(以下、SOT)で代表取締役を務めています。SOTは、「稼ぐ力をこの国のすみずみまで。」というミッションを掲げ、中小・ベンチャー企業や地方企業のお客様をメインにデジタルマーケティング支援をしています。ソウルドアウトでも中小・ベンチャー企業のお客様をサポートしていますが、SOTではその中でも、より規模が小さく、マーケティングにかけられる予算が少ないお客様をサポートしています。

ソウルドアウトではお客様に伴走しながらコンサルティングや施策の運用まで幅広い支援を行なっていくスタイルですが、SOTでは、人力で行なっていた運用などを自動化し、お客様にはシステム導入や運用に絞ったサポートをメインで行なうことで、少額予算からの支援を可能にしました。それによってソウルドアウトだけではカバーしきれない、より多くの中小・ベンチャー企業のデジタルマーケティングを支援したいと考えています。

すでに世の中にはデジタルマーケティングに有効な無料サービスが多くありますが、中小・ベンチャー企業のお客様はその使い方がわからない、運用に手が回らないなどの理由で活用できていないケースが多いです。そこで、SOTでは「ライクル」というサービスを立ち上げました。これは「Google マイビジネス」※1と「LINE公式アカウント」※2の2つのサービスを効果的に使えるよう、導入から運用サポートまで行なうサービスです。

あえて2つのサービスに絞った背景には、少ない予算で始められることと、投下コストに対するリターンが大きいこと、すなわち集客効果が高いことがあります。比較的規模の小さな企業様にとっては、マーケティングにかけられる人的リソースもお金も限られており、その制限の中で最適なサービスを探した末、この2つにたどり着きました。

※1 Google マイビジネス:Google LLCが運営するビジネスオーナー向けのインターネットベースのサービス。Google 検索や Google マップなど、さまざまな Googleサービス上にビジネスや組織などの情報を表示し、管理することができる。
※2 LINE公式アカウント:LINE株式会社が提供するLINE上で企業や店舗がアカウントをつくり、ユーザーへダイレクトに情報を届けられるサービス。

 

「Google マイビジネス」は店舗ビジネスに欠かせないサービス

ー具体的にはどんな支援をしているのですか。

運用自動化システムを自社開発し、安価で効果的なマーケティング支援をしています。例えばGoogle マイビジネスを利用した「ライクル GMB」というサービス。「Google マイビジネス」とは自社で展開する店舗の情報をGoogleが提供する「Google 検索」や「Google マップ」に表示させるためのサービスです。

うまく活用できれば、キーワード検索をした時、検索結果ページの上部に店舗情報を表示させることができるため、店舗ビジネスと相性が良いサービスです。登録できるのは、店舗の場所や営業時間などの基本情報以外にも、メニューやキャンペーンの内容など多岐に渡ります。

無料で使える非常に有効なサービスではあるものの、情報の登録や更新に手間がかかる側面もあります。検索結果ページの表示優位性を担保するための登録の仕方もノウハウが必要です。また、店舗の情報は企業側からだけでなく、ユーザーからも入力できるので、登録していた情報が、誤った情報に書き換えられた時に訂正することと、そもそもそれを常にモニタリングしておくことに相当労力がかかります。加えてGoogle マイビジネスはGoogleが力を入れて取り組んでいるサービスなだけにシステム更新も多く、その情報を常にキャッチアップすること、変わる仕様に合わせて対応し直すのにも時間がかかります。

これらの課題を解決し、より使いやすくするためにライクル GMBを作りました。登録や情報書き換えなど手間のかかる作業を代行し、ノウハウを元にした運用をすることで、より集客効果を高めることができるサービスです。

あるトランクルーム企業では、Google マイビジネスの有効性に気づき、社員の方が独学で勉強され早くから実施していたものの、活用しきれていませんでした。そこで、ライクル GMBを導入いただき、適切な登録の形をアドバイスし、自動登録システムを使って登録を代行しました。その結果、検索結果画面に表示される回数をこれまでの2~3倍にまで上げることができ、非常に喜んでいただけました。Google マイビジネスは、飲食店をはじめ、駐車場、エステ、アパレルショップ、英会話、カーディーラー、整骨院、スポーツ用品店、銀行ATM、病院など、ユーザーが場所を起点に店舗を探すサービス特性の様々な企業で、非常に高い成果を出しています。

広告とは違い、Google マイビジネスは投資したお金が写真や口コミなどの資産に変わります。かけた労力が価値として積み重なっていく点も魅力の1つです。ゆえに、早く始めた方が優位になりやすいことも特徴です。
 

「LINE公式アカウント」はリピーター獲得に最適

ーLINE公式アカウントはどのように活用できますか?

LINE公式アカウントは、LINEで友だちになってくれたユーザーに対して、店舗のセール情報やクーポンを配信し、来客を促せるサービスです。その最大の特徴はリピーター獲得を効率的に行えること。リピーター獲得のための戦略はどの企業にとっても重要な命題です。新規顧客の獲得よりもリピーターの獲得の方がリソースがかからず、売上を伸ばすために効率的だからです。

企業や店舗がLINEアカウントを持てるサービスは、数年前から注目されており、多くの企業がアカウントを開設しました。しかし、大半の企業はうまく運用できず、せっかく作ったアカウントを放置するようになりました。その背景には、アカウントの運用担当者がどう運用していいのかわからない状況があったのだと思います。登録してくれたユーザーにどんなメッセージやクリエイティブを、どんなタイミングで送ればいいのかわからず、その結果マーケティング施策が立てられなかったのです。

LINE公式アカウントなどの無料サービスは、プラットフォーム側からの手厚いサポートはありません。ユーザー同士でノウハウを共有するためのコミュニティはありますが、そこで得られる情報には限界があり、結局は何をすれば効果が上がるのかわからないのです。

そこで、出来るだけ簡単に配信内容の企画ができるサービスとして「ライクル LINE」※3をリリースしました。作ったメッセージを定期的に配信でき、設定も簡単にできるようにしています。ゆくゆくは業種や条件を一定項入れるだけで最適なメッセージが生成できるように開発を進めています。LINE公式アカウントの運用者に寄り添い、必要な作業をプロのノウハウを加えて、代わりにできるようにしていきます。結果、運用者がよりコアな仕事に時間を使えるよう貢献したいです。

デジタルマーケティングの優先度が低く、かけられる予算も人的リソースも少ない企業にこそ使っていただきたいですね。沢山のお金や時間を使わずとも、最先端のデジタルマーケティングにチャレンジでき、売上を伸ばせる可能性があるからです。

※3 「ライクル LINE」は2019年10月よりβ版を提供中。2020年に正式版を提供開始予定。
 

ビラやティッシュ配りの代わりに、モダンな「稼ぐ力」を

ー今後SOTで成し遂げたいことを教えてください。

もっと多くの企業に、インターネットの凄さを知ってもらい、活用して欲しいと思っています。そのためにも、企業が気軽に活用できるサービスを作り、誰でもデジタルマーケティングに挑戦できるようにしたいです。

ビラ配りやティッシュ配りは今でも有効な集客手法の一つかもしれませんが、今はインターネットを利用することで、特定のユーザーやエリアをターケティングして広告配信できたり、SNSでメッセージを投稿するなど、集客のあり方が近代的なものに変わっています。私はこれをモダンな「稼ぐ力」と呼んでいます。これを全国の企業に、もっと普及させていきたいですね。

さらに、このモダンな稼ぐ力が普及すれば、都心だけでなく地方にも、デジタルマーケティングなど、インターネット関連の仕事が増えます。生まれた瞬間からインターネットと慣れ親しんできた、デジタルネイティブ世代の強みが活かせる仕事です。日本を元気にするためには、デジタルネイティブ世代が心躍るような仕事を地方にも増やす必要がある。デジタルマーケティングを普及させ、そんな仕事を地方に生み出すことで、地元に貢献しながら働ける人を増やしたいです。

そのためにもSOTでは、まずは自分たちが成長し、多くの企業を支援できるように事業を拡大したいと思っています。今後もテクノロジーを駆使した集客自動化システムを開発し、今まで最低何十万円も必要だったものが、何百円でも何千円の予算でも、プロのサポート付きで最先端デジタルマーケティングの恩恵が受けられる世界を作りたいです。
 

Private Talk

昨年から「家族で全都道府県を回る」という目標を立て、休みのたびに妻と娘と出かけています。始めたきっかけは、日本の人口の中で全都道府県を回る人は1%もいないことを知ったことでした。現在、すでに31箇所達成済みです。これまで行った中だと「和歌山アドベンチャーワールド」がよかったですね。空港からも近く、沢山のパンダが近くで見れるところがポイントで、お子様連れには特にオススメです。

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