一言で言うと「方針共有の場」です。会社の方針を私自身で自ら説明し、社員に共有するものです。
5 時間の講義と、3 時間の食事会、合わせて8 時間を社員と一緒に過ごします。今年は1月から3か月間、全15回を開催。1回に15人程度の社員が集まります。名古屋、大阪、福岡、沖縄には直接行って、周辺地域の拠点常駐社員にも集まってもらいました。
この取り組みは、みんなに意思決定の文脈を分かってもらいたくて始めました。創業以来、3か月に一度、各領域の役員が全社員に向けて、方針を発表しています。でも会社がだんだんと大きくなるにつれて、全体の理解が難しくなってきたように感じていました。自分がプレイヤー時代に感じていたことですけど、上からの指令で仕事をすることほど嫌なことはなかった( 笑)。私自身、物事の背景が分からないと動けないタイプだったので。
方針の説明をがっつり受け、意思決定の文脈を理解できると、やることとやらなくていいことの判断ができるようになります。時間の使い方が決まると、仕事のパフォーマンスも自然と上がります。なので「社長大学」の取り組みは、大切にしていきたいと思っています。