経営者の価値観が大きく反映されていると思います。
楠木建さんは著書『「好き嫌い」と経営』の中で、経営者の好き嫌いを聞くことで、会社全体の経営や戦略の全体像が見えてくる、と語っています。意思決定をすることが仕事の中核である経営者は、合理的な判断に加え、自らの直観に基づいた決断を下すことが多くあります。経営者の直観は、数えきれないほどの判断の積み重ねである経験値と固有の価値観から生み出されていると思います。
数々の意思決定から生まれる「企業文化」は、経営者の価値観に繋がっていると言えるかも知れません。