私が理想とするチーム経営に近づいた年です。2018年は経営メンバーが増えました。これまでとは違った新しい視点から意見が出てくることで、議論がより深まっていることを実感しています。役員メンバーは、これまで辛い厳しい経験を乗り越えてきた人たちばかり。その経験に裏打ちされた議論には迫力があります。ただ、それでいて謙虚なんですよね。メンバーが増えたことで、経営力に、より一層厚みが出てきたのではないかと感じています。
その経営メンバーとは、週に2回ほど、1時間集まって情報共有のための会議を行っています。議題に上がった案件を、議論した上で領域の責任者が最終的な判断をします。創業当時の常勤役員は山家と私だけでしたが、現在、会議に参加するメンバーは7人。意思決定までの議論の質が濃くなっていることを感じます。さらに権限委譲をして、新たなステージに進んでいきたいです。
あとは、社員の成長を感じた1年でした。当社が新卒採用を始めた、2013年度以降の新卒社員が「社長賞」(※)を受賞するようになってきました。入社4、5年目の社員が成長して、会社のセンターに入って活躍してくれていることを実感しています。