端的に言えば「決めること」です。大前提として、責任が取れる立場にあるのでリスクのあることを含め、物事を決められるのはオーナー社長の最大の長所だと思っています。曖昧にしている方がうまくいくこともありますが、多くの場合は決めることで、物事を前に進められます。
正解か不正解かはやってみるまでわからない場合も多く、そこに悩む時間があるのなら、素早く決断してアクションドリブンで判断した方が早いです。
ただし、決めたことが定着して浸透するまでには時間がかかるため、焦らないことが大切だと思います。例えば、「変えよう」と決めたその次の日から、何も変わってないじゃないかと怒りたくなる人もいるかもしれませんが、それは間違いです。新しいプロジェクトなら、最短でも半年くらい時間をかけて徐々に浸透させることを前提にディレクションを行う必要があります。素早く決めて、じっくり育てる。これが大切だと思います。