ー福田さんの現在のお仕事を教えてください。
2019年1月から新しく設置された、クリエイティブ・テクノロジー本部の責任者を務めています。Webサイトの記事やコンテンツなどクリエイティブの力による、潜在的なニーズの掘り起こしや、テクノロジーを使ったクリエイティブの量産や自動化、業務効率化に取り組んでいます。
本部ができた背景には、お客様ニーズとメディア環境の変化がありました。
これまでソウルドアウトでは、ニーズが顕在化している消費者へ商品の購入を促す「刈り取り型広告」を使った支援方法がメインでした。しかしそれでは、ある程度成長されたお客様をさらに飛躍させることが難しくなったんです。そこで、消費者の潜在的なニーズを掘り起こせるよう、クリエイティブに注力していくことにしました。
また、最近のメディアをとりまく環境はスピーディーかつ予測不可能なものに変化してきています。これまでは広告の検証スキームがゆっくりで、メディアが広告を配信するアルゴリズムの変化もダイナミックなものではありませんでした。しかし今は、より費用対効果が高い広告を見極めて配信するようになっています。広告配信のアルゴリズムは各メディアごとに違い、しかも毎日スピーディーに改良されています。
我々もメディアの環境変化に合わせた施策を素早く試していく必要が出てきました。
ー業務を担う上で、福田さんの強みはどのような点でしょうか。
オールマイティ型であることですね。10年以上にわたりインターネット広告の仕事の現場で、営業、広告運用、クリエイティブの企画設計、と多種多様な業務に携わってきました。そのおかげで全体の業務を俯瞰して見る視点が培われたと感じています。
これまでは、社内に2人しかいない役職であるエグゼクティブ・コンサルタントを務めてきました。営業や運用など複数の部署と関係を持ちながら、お客様の成果が出るように多様な視点から柔軟に提案をしていましたね。オールマイティにやってきた人間が本部長になることによって、クリエイティブの部署にも新しい風を入れ、しっかり成果を追えるようにしていきたいと考えています。