#KOBEブルーウィーク「Facebook Marketing Boot Camp」イベントレポート②

その他
2018.11.27
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

9月8日〜16日、神戸市・フェイスブック ジャパン主催のもと、「#KOBEブルーウィーク」が開催されました。本イベントは、神戸市・フェイスブック ジャパンが、経済分野・コミュニティ分野など幅広い分野でSNSを活用することにより、地域経済・地域コミュニティの活性化を図ることを目的とした「地域経済・地域コミュニティ活性化に関する事業連携協定」の取り組みの一つです。(※ソウルドアウトは同協定のビジネスサポートパートナーに選ばれ、神戸市の企業のFacebook/Instagram活用支援に共同で取り組んでいます。)

今回は、同イベントのうち、特に中小企業の支援を目的に行われ、ソウルドアウト社員もスタッフとして多数参加した「Facebook Marketing Boot Camp」の内容を中心にレポートいたします。

▼イベントレポート①
https://www.sold-out.co.jp/soulofsoldout/other/20181126

#KOBEブルーウィーク・ハイライト

#KOBEブルーウィークでは、Facebook Marketing Boot Camp以外にも、神戸市役所のSNS推進や、NPOの利用促進、青少年保護を目的としたFacebook/Instagram安全活用セミナーなど、様々なプログラムを実施しました。こちらでは、それぞれ簡単にハイライトをご紹介します。

「Facebook Blueprint Live」(中級者向け)

フェイスブック

「Facebook Blueprint Live」では、参加者がそれぞれ6名のチームを組み、Facebookを活用してビジネス課題を解決するワークショップ型のセッションが行われました。もともと、広告代理店など、Facebook広告を専門的に扱う事業者に向けて開発されたワークショップが、今回のためにカスタマイズされた内容になっており、参加者の方はケーススタディを通じてFacebookやInstagramを活用する知見を得ることができます。

まずは、各チームに仮想企業の説明冊子が配られ、その企業に対するソリューションをチームごとに考え、プレゼンテーションを行います。売上を向上させたい企業に対し、どのようにFacebook広告を活用すべきか、チームで議論が行われます。その際、「広告の目的の選定」や「広告の配信面選定」、「クリエイティブ作成」など、重要なパートでは、講義が間に挟まります。

これらのアクティビティを踏まえ、最後には各チームが全員でプレゼンテーションを実施。中には演劇の要素を取り入れたユニークな発表もあり、会場はとても盛り上がりました。最終的には、フェイスブック ジャパンと神戸市のメンバーが審査を行い、優勝チームには商品が提供されました。

フェイスブック

 

Facebook

 

Facebook

 

市政情報発信における Facebook/Instagram活用セミナー

Facebook

神戸市職員に向けたFacebook/Instagramの活用セミナーが行われました。会の冒頭には、フェイスブック ジャパン代表取締役の長谷川晋氏が、今回この取り組みに至った背景や、Facebookの日本語版が10周年を迎え、今後の展望などを語りました。活用セミナーでは、1つのテーブルにフェイスブック ジャパン社員、ソウルドアウト社員、神戸市職員の各課の方(まちづくり課、経済観光局、交通局、保健福祉局など)が4テーブルに分かれ、アカウント運用や海外の方に発信したい場合のやり方などの相談会が開かれました。市政情報の発信だけではなく、市政課題の解決にFacebook/Instagramがどう活用できるのか、議論を繰り広げました。                          

NPOを対象としたSNS活用セミナー

Facebook

Facebookを中心としたSNSは、今や企業だけでなく非営利団体でも積極的に活用されています。本セッションのプレゼンテーターを務めたフェイスブック ジャパンのダン・カステラーノ氏は、ニューヨーク出身で、過去に9.11を経験。電話などのインフラが使えなくなる中、SNSで連絡を取れた経験から、SNSの可能性を強く感じたそうです。その後、東日本大震災が発生する頃にはSNSがかなり普及し、支援活動の一部を担う手段となりました。

実際に、Facebookでは、災害時の安否確認などを行う災害支援ハブ機能や、非営利団体に募金を行う募金機能、Facebookの投稿内容から自殺や自傷行為をほのめかす投稿を検出した際、Facebookに報告できるほか、投稿者本人へのメッセージを送信する機能など、社会課題を解決するための機能がいくつもあります。特に、災害支援ハブ機能は日本の東日本大震災を契機に誕生した機能で、今では世界で1,400回以上の有事の際に使われています。

セッションの中では、NPOを運営する方々に向けて、Facebookページをどんな情報構成にすべきか、日々どんな発信をすべきかなどの講義が行われました。

学生・保護者向け Facebook/Instagram安全利用セミナー

Facebook

本セッションでは、フェイスブック ジャパンで広報を務める下村氏より、Facebook/Instagramの基本的な機能説明に加え、安心に利用するための方法について講義がありました。具体的には、外部からハッキングを受けないための2段階認証などのセキュリティや、自分の情報をどこまで開示するかを調整するプライバシーセンターについての使い方の説明が行われました。会の冒頭には、神戸市出身である、西村内閣官房副長官からのビデオメッセージも放映されました。

Facebook/Instagramで効果的なクリエイティブを作るためには
Facebook/Instagramで非常に重要となる、クリエイティブの作り方についての紹介がありました。両サービスでは、ユーザーからのエンゲージメントが高いコンテンツとして、テキスト<写真<動画<ライブとなっており、動画やライブを活用することが勧められました。

しかし、専門的な機材を持っていない、お金がない、ノウハウがない、知識や自信がないなど、なかなか動けない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時に、スマートフォン一つで、効果的なクリエイティブを作るための方法について説明がありました。

ポイントとなるのは、「既存素材を使用すること」「スマートフォンのカメラで撮影すること」「スマートフォンアプリで加工を行うこと」。特別な機材などなくても、スマートフォンのカメラやアプリを活用するだけで、訴求力の高い動画が作れるというデモンストレーションが行われました。

▶実際に使われていたアプリ

【Legend】
写真・動画と挿入テキストを選ぶだけで、素敵にアニメーションしてくれるアプリ。様々な文字テキストのアニメーションパターンが用意されていて、入力した文字がそのパターンを選択するだけで簡単に動画を作成できます。

【Quik】
使いたい写真と動画、そして音楽を選ぶだけで、自動的に編集した動画を作成できるアプリ。細かな編集が要らず、自動的に演出された動画作成が可能です。

潜在ニーズへの対応で成長する企業はもっと増える〜個別相談セッション〜

神戸市に拠点を置く企業の皆様を対象とした個別相談会が実施されました。相談役としてソウルドアウトからは大阪か営業所社員を含む10名のメンバーが参加しました。
フェイスブック ジャパンのメンバーとソウルドアウトのメンバーが神戸市の企業の方々が抱えているお悩みに真摯に向き合い、時にはその場で一緒にアカウントを作るところまでお手伝いをしました。

フェイスブック

 

フェイスブック

 

フェイスブック

 

フェイスブック

個別相談を終えて

実際に神戸市の企業の皆様は何を課題と感じ、ソウルドアウトとしてどんなサポートをしていくべきなのか、個別相談セッションに参加した、ソウルドアウトのWEBマーケティングサービス本部の2名に話を伺いました。

 

難波

難波 早織(Saori Namba)

今回、独学でSNSを運用されている方と会ってみて、広告だけではなく媒体のことからお伝えしたいと強く思いました。皆さんツールについては詳しくないものの、重要性は認識されていらっしゃるんです。しかし、どう使いこなせばいいのか分からない上に、誰に聞けばいいのかも分からないという状況に置かれていました。我々が普段お会いするのは、広告費を投下する段階のお客様が多いので、このような機会がなければ、分からなかったニーズでしたね。

 

中井

中井 章裕(Akihiro Nakai)

私が相談に乗ったのは、ページを作ったものの何をすればいいか分からないという方でした。コミュニケーションをとるためのツールで、オンライン上のお店の構えと同じように考えて情報を盛り込むことが必要という話をお伝えしました。

なぜFacebookを運用しなければならないのか、うまく運用したらどうなるのかイメージを持てない人が多いと感じましたね。今回のように、より多くの企業の皆様が「まずやってみる」という一歩目が踏み出せるよう後押したいと思いました。Facebookを活用し、地方や企業に眠っている魅力を発信するお手伝いをしていきたいです。

フェイスブック ジャパン 井上氏より

最後に、#KOBEブルーウィークを終えたフェイスブック ジャパン執行役員SMB(中小企業)事業担当の井上英樹氏から、どんな想いでこのイベントを行い、そしてこれからどうしていきたいのか、伺いました。

 

井上

今年はフェイスブック ジャパンにとって、日本語版のサービスをスタートしてから10周年の非常に大切な年です。
過去の10年を振り返り、そして将来に向けて思いを馳せた上で、今後、フェイスブック ジャパンとしては、「可能性をつなぎ、かがやく日本へ」というテーマのもと、日本のさまざまな可能性をつなぐことによって、日本がさらに輝き世界でも存在感を高めていくような貢献をしていきたいと思っています。

日本では、経済、人、社会、それぞれの領域において向き合うべき課題がたくさんあります。一方で、そのような課題も、コミュニティ、そしてテクノロジーの力を活用することによって、将来の成長への機会に変えられるのではないか、と考えております。

経済分野においては、人口減少や雇用機会の減少に直面している地方において特に、経済の活性化が求められています。地方経済の主役でもある中小企業の皆様にとって、今まで十分に活用してこなかったデジタルのテクノロジー、あるいはデジタルのマーケティングのノウハウを我々から提供させていただくことで、ビジネスを成長させる機会になると我々は信じています。私たちはこれまで中小企業様への支援として、Marketing Boot Campという名のもと、FacebookあるいはInstagramをどのように活用すればビジネスの成長につながるのか、セミナーを実施してまいりました。

今回、神戸市様との「#KOBEブルーウィーク」を通じて、神戸市の中小企業様やコミュニティの皆様と触れ合う時間をもち、課題を直に聞くことができました。さらにその中で、先進的な取り組みをされている中小企業様やコミュニティの皆様の活用事例を共有でき、大きな一歩を踏み出すきっかけになったと考えております。この取り組みはまだ始まったばかりです。

今後ともしっかりと学びながら、日本社会・経済に真の意味ある貢献ができるように頑張ってまいりたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

マンスリージャーナル「SOUL of SoldOut」をご希望の方へ毎月郵送(無料)でお届けします!

パンくず