キーワードの一致でマッチングする、新しい採用支援。オウンドメディアリクルーティングで採用の可能性を広げる。

トーク
2018.11.21
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「中小・ベンチャー企業が咲き誇る国へ」。ソウルドアウトでは、この志を共にするパートナーと価値のあるサービスやソリューションの共創に取り組んでいます。「TALK」ではソウルドアウト社と、志をともにするパートナー企業のみなさまとの対談をお届けします。今回は、Indeed Japan株式会社代表取締役ゼネラルマネジャーの高橋信太郎さんと、ソウルドアウト株式会社取締役COOの荒波修さんにお話を伺います。

高橋 信太郎(たかはし しんたろう)
Indeed Japan株式会社 代表取締役/ゼネラルマネジャー
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高橋 信太郎(たかはし しんたろう)
1989年リクルートに入社。リクルート子会社のメディアファクトリー(現 株式会社KADOKAWA)に出向し、ゲームの新流通開発などエンターテイメント事業で活躍。2001年まぐクリック(現GMOアドパートナーズ)に転じ、ネット広告をはじめとしたインターネット事業を手掛け、13年にGMOインターネットグループ常務取締役となる。16年4月よりIndeed Japan株式会社 代表取締役/営業本部長に就任。17年10月より現職。
荒波 修(あらなみ おさむ)
ソウルドアウト株式会社 取締役COO
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荒波 修(あらなみ おさむ)
1971年生まれ。外資系のハードウェア・ソフトウェア会社などを経て、2007年にオーバーチュア株式会社に入社。2008年にヤフー株式会社へ転籍し、2013年4月、同社執行役員に就任。2016年4月、株式会社GYAO代表取締役社長に就任。2018年3月より当社取締役COOに就任。

「求人検索エンジン」という採用支援の形

ーまず、Indeedで提供しているサービスについて教えてください。

高橋:弊社で提供しているのは、求人専門の検索エンジンです。世界中の各業界、各勤務地で2,000万件以上の求人情報を掲載しています。従来の求人媒体とは違って、働きたい場所とフリーワードを入力することによって、それに紐づく求人を検索できる仕組みです。求人を募集している企業は無料で登録が可能。利用料は広告費のみです。広告を出すことで自社の採用ページへと集客できるようになります。

これまで日本の採用は、採用プランの策定から応募フローまで一貫して外注するフルアウトソーシングの形態が主流。採用担当者は総務や労務などを兼任していることが多く、かなり忙しい中で採用活動をしなければいけなかったので、求人媒体が「なんでもやりますよ」と採用に関する業務を代行するようになったんです。専門の会社にお願いすれば、条件に合った候補者がやってくる。確かに楽ですが、採用コストがかかる原因になっていました。

これに対してIndeedは、基本的にセルフのサービス。採用担当者が自社ホームページを管理し、検索エンジンを介して自社ホームページに応募者を呼び込み、採用に繋げる形です。これを「オウンドメディアリクルーティング」と呼んでいます。オウンドメディアリクルーティングによって、コストを抑え、求職者に対してより責任ある採用を実現しようとしています。

ーサービスには、どんな特徴がありますか。

高橋特徴は、まず広告費がクリック単価で決まること。従来の求人メディアの1枠いくら、という料金体系と比べて、安く使っていただけます。また、採用できたらすぐに広告を停止できるので、早く採用できれば予定よりも広告費を削減することも可能です。

荒波:求人特化型の運用型広告のような感じですね。

高橋:おっしゃる通り。インターネット広告も、枠物と言われるバナーから運用型に変化してきました。同じようなことが求人業界にも起こっていると思います。

また、検索結果がユニークなことも特徴の一つです。個人の検索ワードの履歴から、人工知能によってその人に最適な求人情報を提示することができます。例えば、過去に何度も自分の好きなワードで検索をしているAさんとBさんが同じキーワードで検索した場合、違った結果が出てきます。使えば使うほど、個人に最適な検索結果が出るようになるのです。

 

オウンドメディアリクルーティングで採用の可能性が広がる

ーなぜソウルドアウトで人材領域の事業を始めたのですか。

荒波:ソウルドアウトではこれまで、デジタルマーケティングによる売上アップの支援をしていました。しかし当然、物が売れれば人が足りなくなる。人手が足りないという企業の課題を解決するために、人材支援を始めたんです。

地方、中小・ベンチャー企業は、求人メディアを使っているところもありますが、社長自ら採用活動を行う場合も少なくありません。忙しすぎて採用に手が回らず、コストをかけるのが難しい状況です。さらに、東京でも採用は難しくなってきていますが、地方はもっと厳しい。採用できないことで存続が危うくなっている企業もあります。

ーそれに対し、どのようにIndeedのサービスを活用できそうでしょうか。

高橋まず地方企業は、エリア外からの採用がしやすくなると思います。Indeedでは働きたい地域の入力を検索の必須条件にしています。そのため、エリア内に住んでいる人だけでなく、エリア外に住んでいるけれどそのエリアで働きたい人も的確に集客することができるのです。

次に、比較的低コストでご利用いただけるので、誰でも始めやすいのではないかと思いますね。クリック課金で後払いのため、既存の採用サイトに求人を出すより安くて済むのです。

それから、企業の規模に影響されない採用活動が可能だと思いますね。既存の求人メディアでは、広告費の額によって求人の表示順が変わるため、資金力に左右される面があります。しかしIndeedでは、企業の大小に関わらずすべての求人が、キーワードの検索結果として同じページに表示されるので、中小・ベンチャー企業にも採用の機会が増えるのではないかと思います。

荒波:そうですね。Indeedさんのサービスでは、それぞれの企業が自社ホームページで魅力を発信できるので、中小・ベンチャー企業も大企業と同じ土俵で戦うことができると思います。

そうなれば、中小・ベンチャー企業の魅力を伝えやすい環境が生まれるはず。これまでは、資本力に差があるので、大手とのブランドの差を埋めにくい現状がありました。しかし、同じ自社ホームページで戦うならば、社長などが直接採用に携わることが多い中小・ベンチャー企業の方が、熱意を持って会社の魅力を伝えやすいです。

高橋:そうですね。他社任せではなく、自社のホームページを使うメリットは様々あると思っています。例えば、文字数の制限なく会社の魅力を発信できること。これまでは求人媒体の「枠」を買う方法が主流だったので、文字数などの制限がありました。しかしインターネット上なら、印刷費などがかからないのでいくらでも書くことができる。

インターネットが普及した現在、制限のある枠の概念からは解放されて良いはずなんです。自社ホームページを使うことで、枠の概念に囚われることなく自由に情報を発信することができると思います。

 

魅力の伝え方が重要

ー自社の採用ページを作る際、Indeedを介してより良い人材を集客し応募してもらうためには、どういったことに気をつけるべきでしょうか。

高橋何よりもまず、職務の内容をしっかり記述することです。特に職務要件は検索に引っかかるキーワードになるので、記述を厚くすることで検索されやすくなります。

それから検索エンジンの最適化ですね。地域と職種の組み合わせで検索されるため、2つをセットで考える必要があります。Indeedは登録が無料なので、広告を出す前に流入量や訪問者の層、検索されているキーワードなどを調べて分析してみるのがおすすめです。それを元に職務の内容やキーワードを変えてみたり、広告を入れてみたりするなど、お試し実験をすると良いと思いますね。

さらに、応募者が「ここで働きたい」と思えるような、共感性の高いコンテンツを置くことが重要です。コンテンツを作る過程は、社員の自社理解にも繋がると思いますね。採用や仕事に関する理解度が高まり、会社全体が引き締まって、よりまとまりが生まれるはずです。

ただやはり、職務内容の精査やコンテンツの制作は、自社だけでは難しい側面もあります。そういう時は、アウトソースも一つの選択肢になると思いますね。特にソウルドアウトさんはデジタルマーケティングが専門の会社なので、使い方についてより良いアドバイスをしていただけると思います。荒波さんは、前職のヤフーで検索連動型広告を日本に広めた立役者ですから、人材版の検索連動型広告であるIndeedについても理解が深いですよね。

荒波:ぜひご相談いただきたいと思います。ソウルドアウトグループでもIndeedさんの運用代行サービスを行なっているので、お客様に向けて、企業の魅力の伝え方などをアドバイスしていきたいと思います。

 

キーワードの一致でコストを飛び越える

ー最後に、両社で取り組まれる人材支援の今後の展望を聞かせてください。

高橋:今後、人を呼び込まないと地方がどんどん寂れていってしまいます。地方に人を送る流れを国が作ろうとしているので、私たちのサービスをその流動性を高める装置として使ってほしいですね。一例ですが、英語で職務の内容を書けば、国内だけに関わらず、海外の検索エンジンを使って外国人を募集することも可能です。

地方は企業数が少なく、求職者のバラエティに富んだニーズに応えきれないから採用がうまく行かないという声を聞きます。しかし本当にそうなのかと私は思うんです。本当は対応できるのに、そのことを伝えきれていないだけかもしれません。求職者のニーズを分析するとともに、それぞれの会社のポテンシャルを言語化し、自社ホームページを通して発信していければ良いと思います。

荒波:確かにそうですね。私が長年携わってきた検索連動型広告は、需要と供給のマッチングが重要です。Indeedさんのサービスにおいては、求職者と企業のマッチングと言い換えられる。双方は常に均衡に保たれているわけではなく、変化し続けるものです。双方のバランスを取りながら、徐々に市場を大きくしていくことが、人材支援をしていく上での肝だと思っています。

高橋:その通りですね。求職者と企業のマッチングに関して言えば、フリーワード検索には様々な可能性があると思います。たとえば「どうしても〇〇についての論文を書いている人が欲しい」という企業と、過去の研究実績を生かして働きたい人をうまくマッチングできれば、本来莫大なコストをかけて探さなければいけなかった人材を、最小限のコストで獲得できるかもしれません。キーワードの一致によって、コストを飛び越えることができるんです。

今後は、ユニークな検索がどんどん増えていくはずです。求職者が紋切り型の職探しをせずに、自分の好きなことを生かして働こうとする時代になる。それに対応するために、企業側も職務の内容の書き方などを精査し、自社の発信の仕方を変えていくべきだと思います。

私たちのミッションは「We help people get jobs」。これを実現するために、特に地方においてソウルドアウトさんと連携していければと思っています。

荒波:地方の人手不足は見逃すことのできない問題です。地方企業こそ使って欲しいとおもう反面、Indeedのようなサービスを知らない人が多いことも事実。Indeedさんとタッグを組み、地方でセミナーを開くなど様々な取り組みを行ってサービスを広めていきたいですね。それによって企業の人材の問題を解決し、物が売れて、人が集まる地域づくりを実現したいです。

 

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