マーケティングの力を地方へ。挑戦を続ける「デジマ人材」

仲間・文化
2018.10.09
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ソウルドアウトには、様々な専門性と事業領域で活躍する社員がいます。
そんなプロフェッショナルたちの一部をご紹介します。

日本全国の中小・ベンチャー企業のデジタルシフトに対応するため、6月からスタートした、デジタルマーケティング人材育成プロジェクト、通称「デジマ人材プロジェクト」。
営業スタッフや運用コンサルタントなどを対象に、顧客の事業成長をデジタルマーケティングだけでなく、ITという側面からも支援できる、テクノロジーに深い知見のある人材の育成を目的としています。

今回取材した坂本惟さんは、「デジマ人材」として認定された第一号。

2015年度新卒、入社4年目となるメディアソリューション部の坂本惟さん。「デジマ人材」として、デジタルマーケティングのスキルを身につけ、業務の幅を超えて挑戦し続ける坂本さんに、業務内容や今後の展望について伺いました。

坂本 惟(さかもと ゆい)
WEBマーケティングサービス本部 メディアソリューション部
プロフィールをみる
坂本 惟(さかもと ゆい)
2015年新卒入社。クリエイティブソリューション部にて、LP制作・SEO・アドテクツールの運用改善を担当。その後、メディアソリューション部でデータフィード広告の環境構築・運用改善をおこなう。集客から接客までの配信設計と運用に従事し、200社以上のお客様を支援。

ソウルドアウトの「デジマ人材」第一号として

―最初に自己紹介を兼ねて、坂本さんのお仕事を教えてください。

入社してから、ランディングページ(ユーザーの最初に到達する着地ページ)の設計やSEO対策(※1)、「Web接客」施策の設計と運用の業務に携わってきました。インターネット広告だけでは手の届かない、Webサイトの改善をして広告の効果改善をするという部分ですね。
加えて、1年半ほど前から、プログラミングのスキルを身につけ、「Googleショッピング広告」や「Criteo」など、データフィード広告(※2)の設計と運用を行っています。

メインはデータフィード広告の業務で、加えて「Web接客」に関する業務をしています。大きくこの二つの業務に携わっています。

実は、私はもともとプログラミングの知識と経験はゼロだったんです。
現在社内で行われている「デジマ人材プロジェクト(※3)」の講師の小野さんに、1年程みっちり教えてもらっていました。他には、休日にWeb上の動画講座を受講したり、テクロコのエンジニアが開催する勉強会に参加したりして知識を身につけました。

現在は、データフィード広告の設計から運用、改善まで1人で行っています。私はソウルドアウトの「デジマ人材」第一号なんです(笑)。

※1 SEO対策=Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)。検索結果で自社サイトを多く露出をするために行う対策。

※2 データフィード広告=商品の価格や特徴、在庫情報など、商品に関する様々なデータを使用して広告を配信する。データを媒体のフォーマットに変換し、ユーザーの閲覧履歴などに基づいて興味関心にぴったりの広告を配信する、という「データフィード」と呼ばれる仕組みで配信される広告。

※3 「デジマ人材プロジェクト」=「デジタルマーケティング人材育成プロジェクト」の略称。
▼「中小・ベンチャー企業のデジタル化に対応するためのデジタルマーケティング人材育成プログラムを開発」(2018.06.11掲載)
https://www.sold-out.co.jp/news/topic_20180611

▼小野友嘉インタビュー記事
「ゲーム開発者からアドテクノロジーの専門家へ。 誰にだって、ゼロから始めるチャンスがある。」
https://www.sold-out.co.jp/soulofsoldout/professional/20180703

「Web接客」施策での挑戦

―主に、二つの業務に携わっているんですね。まず、「Web接客」について教えてください。

「Web接客」を改善していくことは、デジタルマーケティングを導入する際に欠かせません。

デジタルマーケティングの効果を上げるために必須となるのが、Web上での「集客・接客・追客」の3つの改善。
「集客」とは、広告やSNSなどを利用してユーザーを自社のWebサイトへ集めること。
「接客」とは、Webサイトの環境を整え、集まってきたユーザーを目的とするゴールへと導くこと。
「追客」とは、Webサイトに一度でも訪問したことのあるユーザーを、メールや広告、SNSなどを利用して再度集めること。

地方、中小・ベンチャー企業のお客様にとって、集客施策に大きな予算を充てることは難しいと思います。ならば、広告をクリックしたユーザーを確実にゴールまで導くという、Web接客施策に注力することで、広告費を抑えて効果を上げることができるのではないかと考えています。

―Web接客施策を行う際に大事なことについて教えてください。

Web接客施策は、”設計が命”ですね。

現状と理想の状態とのギャップを把握をし、課題となっている原因を可視化する。そして、施策を行う場合に、何が必要で、どれ程の時間がかかって理想の状態まで持っていけるのかを分かるようにします。

Web接客施策を行う際には、ツールを活用する場合が多いです。
広告をクリックしたけれど、ランディングページをほとんど見ずに離脱してしまうユーザーが多いのであれば「LPOツール(※4)」、ランディングページを見た後の商品申込フォームまで到達したのに購入に至らないユーザーが多いのであれば「EFOツール(※5)」、というように、課題となっているポイントに合わせたツールを選びます。

2年ほど続けているので、この課題を解決するにはこのツールを使えばいい、というように、多くあるツールの中から最適なものを選ぶといったノウハウが蓄積されてきました。

企業がWeb接客施策をするとなると、広告は代理店、Web接客ツールはツールベンダー、というように、任せる会社が別になることが多いんです。しかし、そうするとどうしてもデジタルマーケティングの「集客・接客・再来訪」といった一連の流れが上手くいかず、スピーディーな効果改善に繋がりにくい。
お客様のデジタルマーケティングを一気通貫して支援できるのは、ソウルドアウトが持つ強みだと思います。


※4 LPO=Landing Page Optimization(ランディングページ最適化)。ランディングページのテキストやクリエイティブの離脱ポイントを見つけ、改善していくこと。

※5 EFO=Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)。入力フォーム内の離脱ポイントを見つけ、改善していくこと。

「データフィード広告」での挑戦

―次に、メインの業務、データフィード広告について伺います。広告を配信する際、大事なことを教えてください。

“環境設定が命”ですね。

データフィード広告(※2)のメリットは、Webサイト上の情報と連携ができることなんです。ユーザーの閲覧商品の履歴データを、広告配信先のフォーマットに変換し、ユーザーの興味関心にぴったりの広告を配信することができる、というような仕組みで配信されています。
この仕組みを「データフィード」と言い、事前の設定をしっかり作らなければなりません。

継続的なデータフィードの最適化のために、運用や管理の仕組みの構築が非常に重要となります。

▼データフィード広告の配信の仕組み
データフィード

―運用するうえでの工夫やこだわりについて教えてください。

現在私は、データフィード広告の一つである、Googleショッピング広告(※6)を配信している、ほとんどのお客様の広告アカウントを担当させていただいております。

以前、検索エンジン・Googleのアルゴリズムの歴史を独自に研究しました。そこで発見したことをGoogleショッピング広告の運用でも活かしています。どのキーワードを、データフィード上のどの場所に盛り込めば広告が出やすくなるのか、より安い単価で配信ができるようになるのか、を考え構築します。

Googleショッピング広告の知識やノウハウに関しては、誰にも負けない自信があります。

※6 Googleショッピング広告=Googleの検索結果に画像付きで商品リスト広告が表示される広告。
▼スマホの検索結果画面上での表示(「猫 ゲージ」で検索した場合)
Googleショッピング


 

―今、新しく挑戦していることについて教えてください。

「Google LIA(※7)」という広告の運用です。

通常のGoogleショッピング広告で表示される情報にプラスして、ユーザーの所在地付近の実店舗の商品の在庫の有無や、営業時間、店舗までの経路などが表示され、「ローカル在庫広告」と呼ばれています。
ユーザーが求めている商品が実店舗にあることを示すことで、ユーザーの関心を引き付け、店舗誘導が可能なんです。

この広告の導入事例は、国内でも5社ほどしかなく、社内でも初めての導入だったため、Googleサポートに何度も電話したり、Web上の説明を深く読み込んだりしました。説明が、全て英語だったので苦労しましたね(笑)。

お客様と営業担当とチーム一丸となって取り組みました。設計には精度の高さが求められ、もちろん難しかったですが、特に苦労したのは、Googleからの審査に合格することでした。
いくつもある実店舗の情報と、広告に現れる情報が間違っていないかを調べていきました。

このように、誰もやったことがないことに挑戦するのが好きです。

※Google LIA=Google Local Inventory Ads
https://support.google.com/merchants/answer/3540291?hl=en&ref_topic=7023401&visit_id=1-636665131229059912-2921282343&rd=1

マーケティングの力で地方の魅力を発信

―最後に、これからの目標を教えてください。

個人としても、ソウルドアウトとしても、地方の魅力を、もっと世の中に広めたていけるよう、貪欲に知識を吸収していきたいです。

私は山口出身で、大分の大学に進みました。大学では、様々な出身地の大学生と出会う機会があります。多くの人と関わる中で、地方にある”いいもの”が知られていない現実がありました。東京にあるものは皆知っているんですよね。でも、地方にあるものは、皆に知られていないんです。マーケティングの力で、地方の”いいもの”って広まっていくんじゃないかなと思っています。

マーケティングの力をつけ、インターネットの持つ特長を活かしたい。デジタル広告にとどまらず、プログラミングの力を身につけたり、もっとマス広告の知識をつけたり。そんな風に幅を広げて支援していけるようになりたいです。

パンくず

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